六中情報(ブログ)

ICT機器を活用した授業

 令和3年度より、生徒一人に一台の学習用端末(タブレット)が整備されました。また、タブレット以外にも、ここ数年の間で学校にICT機器の導入が進んでおり、授業の風景も変わりつつあります。

 現在本校(市川市立の公立学校)の各学級の教室に整備されているICT機器のいくつかを紹介します。

 

1.大型提示装置

 65V型の4Kテレビジョンです。授業では、教員のパソコンやタブレットを接続したり、書画カメラを接続したりして映像資料や教材等を映しています。画面が大きいので、後ろの席の生徒も無理なく見ることができます。

 

2.書画カメラ

 卓上の資料や図面などを、写真・動画・ストリーミング映像で大型提示装置に写し出すことができます。スタンドスキャナー、ドキュメントカメラ、実物投影機ともいいます。

 

3.デジタル教科書

 紙媒体の教科書をそのままデータ化した教材のことです。大型提示装置やタブレットに写し出すことができ、音声や動画を再生したり、画像等を拡大したり、写し出された画像等に書き込んだり保存したりすることができます。また、学習履歴をデータとして記録することもできます。

 

4.電子黒板(大型提示装置に搭載)

 パソコンの画面にある資料や図面を写し出したり、写し出された図面等にタッチペンや指で文字やマークを描いたりすることができます。書いたものは簡単に消すこともできます。

 

 実践例の一部を紹介すると、英語の授業では、発音をネイティブの音声で流したり、画面に写し出しされた問題に生徒が答えることにより○×が表示されたりしていました。テンポよく画像や映像、音声が使用される授業展開に、生徒たちの集中力や学習意欲の高まりを感じます。

 現在、本校の教職員たちもICT機器の効果的な活用に向けて研究しています。今までの授業形態の良い面を大切にしながらICT機器の活用を上手にマッチングさせ、効果的な授業の実践や個別最適な学習の充実につなげられるように努めています。

 

【今日の給食】(9月13日)

 きな粉揚げパン、豆腐だんごスープ、ツナカレーポテト、杏仁豆腐、牛乳でした。