令和5年度
「未来を拓く、みなみっ子」
校長 柴 健 一
昨年度に引き続き、令和5年度もよろしくお願いいたします。
この3年あまりは、新型コロナウイルスの影響で、制限の多い中での、少し不自由な学校生活を送っていました。それも少しずつ緩和され、今後はコロナ禍以前のような教育活動ができることと思います。
新年度になり、登校してくる子どもたちの表情は晴れやかで、進級の喜びと、希望に満ちた様子が感じられます。
令和5年度の南行徳小学校は、135名の1年生が入学し、4月11日現在、全校児童749名です。1年生は4学級、2年生は4学級、3年生は5学級、4年生は4学級、5年生は3学級、6年生は4学級、せせらぎ学級は3学級の計27学級を、63名の教職員で教育活動を行ってまいります。
学校教育目標は、「未来を拓く、みなみっ子」です。今年度は創立150周年を迎え、これまでの伝統を引き継ぎ、未来を切り拓いていく力を身につけてほしいという願いを込めています。また、めざす子どものすがたは、「思いやりのある子 進んで学ぶ子 健康で体を大切にする子」 です。子ども一人ひとりとていねいに向き合い、教職員が心を一つにして『チーム南行』で子どもたちを育んでいきたいと考えております。
保護者の皆様には、子どもへの温かな言葉がけやご支援等を、お願いいたします。
本年度も引き続き、教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
1.学区の特色
本校の立地する南行徳地区は市川市の南部に位置し、昭和31年市川市に合併された。昭和44年営団地下鉄東西線(現在:東京メトロ)の開通により、急激に市街化が始まり、人口が急増した。
江戸川緑道やバス通りは、旧住民を中心とした比較的落ち着いた町並みである。また、バイパスから東京メトロ東西線にまたがる地域は、東京への通勤圏として、活気のある街となっている。
地域住民の方々は、旧住民の方と東西線開通後に転居してきた方が、うまく融合し、地域の発展を支えている。また、本校は歴史も古く、学校に愛着を持つ地域の方々や保護者が多く、学校に対する思いや熱意、協力が伝わってくる。学校運営においても積極的なPTA活動や多くの地域の方々の支援を受けるなど良き伝統として継承されている。18年度より地域有志により「みなみっ子見守り隊」が発足し、毎日子どもたちの登下校時の安全を見守ってくれている。
近年、外国籍移住者が増える傾向にあり、今後、外国人子女等への適切な対応と指導の在り方が望まれる。
2.通学区域
- 相之川1丁目~3丁目全域
- 欠真間1丁目
- 欠真間2丁目1~3番、5番、16~23番
- 香取1丁目~2丁目
国語科
令和5年度
研究主題
自分の思いを伝え合い、
考えを深めていく
みなみっ子の育成
~系統を意識した「読む力」を深める国語科の学習を通して~