大柏小学校ブログ

心にしみる物語

 画像は、2年生の国語「わにのおじいさんのたからもの」という物語文の学習の様子です。国語科では、説明文や物語文、詩歌など幅広く読む学習をします。教科書に載るだけで一定の評価を得た作品といえますが、実際に読んでみると、なるほど味わい深いものが多いです。「これ、本当に子供に理解できるの?」と思ってしまうような深いテーマが美しい文章で描かれています。子供には、良いもの、美しいものを見せるのが大切であることは古より言われていることですが、教科書の作品を読むと納得のいくところです。

 今回、ご紹介する「わにのおじいさんのたからもの」は、おにの子と年老いたわにのひと時の心のふれあいのお話です。宝物がどういうものか知らないおにの子に、わにのおじいさんが渡した宝物のありかを示す地図。その地図の場所にあった宝物とは?という内容なのですが、短い文章の中におにの子とわにのおじいさんの来し方と互いへの思いが描かれていて、本当に大切なもの=宝物とは何かを読む者に問いかけてきます。ラストのとらえ方は、年代や生活歴など様々な条件で人それぞれ思うところがあることでしょう。このいろいろと考えさせられる文章を、2年生の子供たちは、素直で新鮮な心で読み取ります。子供たちには、ぜひ大人になってからもう一度この物語を読み直してほしいものです。きっと、子供のころとは違った気づきがあることでしょう。