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226_活発な虫偏軍団(26.5.7)

 「蛞蝓」は感覚で読めそうですが、書けそうもありません。これはナメクジ。新聞を取りに行くとき、毎朝見る季節になったので忌避剤が活躍です。鉢の下のダンゴムシが増えてきましたし、レモンの木の周りにはアゲハ蝶などが飛び回って卵を産みつけています。もうしばらくすると、蚊やハエも出てきそうです。このハエは夏の季語ですが、有名なのは「やれ打つな 蝿が手をすり 足をする」(小林一茶)という句。「おい、殺すな!ハエが手足を摺り合わせて命乞いをしているじゃないか」と解するユーモラスな俳句です。

 一方、ハエと似ているのにその対角にいるのがミツバチ。受粉や生態系の維持に役立つミツバチを育てて、ハチミツなどを収穫することを生業とするのが養蜂家です。養蜂家で思い出すのが、『あしたのジョー』などで知られるちばてつやさんが描いた『風のように』という短編漫画です。これが収められた冊子を久しぶりに引っ張り出して読み返してみたのです。茶色く変色し埃っぽい匂いが、どこかノスタルジックです。

 さて、千葉県内のイチゴ園では、授粉にハエを活用する動きが広まっていると報じられました。病気を媒介するというハエへの先入観があるので、「えっ?」といった感じですが、ミツバチより育てやすいうえに、人を刺さないという利点もあるようです。きれいで清潔な環境で育てれば不衛生なイメージも徐々に払拭できるのかもしれません。

 同じ「虫偏」仲間の蚊も、ウィルス感染の研究あるいは障害物感知メカニズムのドローンへの応用、痛くない注射針のヒントなど、結構役立っているようです