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225_褒める(26.5.1)

 つい先日、頂き物の新鮮なわらびを食べて思い出したことがあります。それは、小学生だった私が、祖母から「わらび採りの名人」と褒められて有頂天だった記憶。暇を見つけては近くの雑木林に立ち入って、抱えきれないくらい採ってきたものが食卓に上ったのです。褒められれば木に登ってしまうほど嬉しいのが子供で、それは今も昔も変わらないはず。大人になって、小さな子供たちを連れていった某キャンプ場でも、自生のわらびを摘んで茹でて食べましたが、あまり感動がなかった記憶が…?やはり、食べることより採って褒められることの方が勝っていたのかもしれません。

 話は変わりますが、前任校に「スバル」大好きの子がいました。星団のスバルではなく、車会社のスバル。その「スバル愛」は徹底していました。近隣店舗だけでなく、他県でも催しがあると親子で出かけますし、スバルの専門誌を校長室で広げながら解説もしてくれました。極めつけは、給食にABCスープが出た日。空になった皿の上に「SUBARU360」とマカロニ文字を並べて、タブレットで写して見せにきてくれたのです。スープの中から一つずつ探し出した根気強さと全文字揃った運は特筆すべきものがあります。それを丸ごと受け止めて愛情を注ぐご両親力もすごい。

 中学校に入って、縁のなかった野球部に入部したときも驚きましたが、この4月で中学3年生。六連星(スバルマーク)に向かって頑張っているかもしれませんし、新たな夢を抱いているかもしれません。これまで校長室でおしゃべりした子たちが、今どんな姿を見せているのか楽しみでもあり怖くもあり…。

 ただ一つ、褒められて嬉しくない人はいないということ。だからきちんと声にして認めてあげられる大人・学校でいようと思います。今日からクールビズ開始ですが、少し厚着したくなる朝です。