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210_後悔しないために(26.4.9)

 京都府の小6になる男児が、3月23日以降行方が分からなくなって2週間以上が経ちます。学校敷地内まで父親が車で送り届けたにもかかわらず、担任は男児の登校を確認できていません。手がかりらしきものがないまま、時間だけが過ぎ去ります。

 この事件を他人事にしてはなりません。これまで何事もないから気にも留めなかったかもしれませんが、同じようなシチュエーションが身近にあるからです。例えば、遅刻してくる児童が一人で学校に向かう場面はどうでしょう。保護者から「遅刻します」と朝のメール連絡を受けます。どのくらい遅れるのか、何時頃に登校予定かわからない場合、学校では「そろそろ来るだろう」と待つだけ。保護者も「無事着いただろう」といった感覚で、途中で事故や事件に巻き込まれても気づきませんから、有事にすべての対応が後手に回ります。

 早退も同じ。「子供だけで帰してください」と言われる場合もあります。直接保護者に引き渡すことを原則にしますので避けたいところですが、困難と判断される場合は学校を出る時刻を伝え、帰宅したら学校にその旨を連絡もらうようにします。

 学校敷地内まで送っているのに冒頭のような事案が発生するのは、保護者と学校職員が顔を合わせて引き渡すことを疎かにして、空白をつくっているから。早退する児童を、駐車場の車の中で待っているのでは同じ事件が起きないとも限りません。遅刻してきた場合には、教室や事務室などに保護者が児童と連れ添うことなど、「めんどう」の一言で片づけてしまいそうな行動を確実に行うことだと私は思うのです。1年生が入学して354名の命を預かる者たちとして、近々学校だよりでも周知を図る考えです。