ブログ

208_君に届け!(26.4.7)

 私は、小さい頃からのクルマ大好き人間。ミニカーを集めて遊び、プラモデル作りも専ら自動車専門だったことは以前触れたかも。そんな私が19歳で運転免許を取得して、父の車を我が物顔で使っていた時から早45年。今も運転が大好きですが、相変わらずハンドルを握ると人格が変わるようです。

 これからの季節あるいは秋までの期間、湖が見えて自然豊かな山岳道路は、最高のドライブコースといえます。特に、カーブが多い場所はバイク乗りにとっても絶好のツーリングスポット。でも、そうした場所には「事故多発場所注意」「スピード落とせ」の看板が乱立することが多くあります。実際、ライダーがスピードを出しすぎてカーブを曲がれずに、けが人が出る事故が多発するといいます。某警察署管内では、こうした看板を立てて注意を促しても事故は一向に減らず、担当者は頭を抱えていました。悩んだ末、ある言葉を書いた看板に据え替えました。これまでどんな注意の言葉も届かなかったのに、この看板設置後は安全運転に変わり事故が無くなったそうです。一体どんなものだったのでしょうか?

 実は、『ケガをすると、病院に収容されるまでに約2時間かかります』と書いただけなのです。ただあまりにも具体的で、痛みをこらえて2時間も山道を救急車内で揺られている自分を想像してしまいます。

 正論やわかりきったことだけを相手に訴えても、心が動かなければ何ら変わりません。伝え方次第では、人の行動や印象がガラリと変わることがよくわかります。耳にタコができるくらい繰り返す言葉や指導も大事ですが、一方では心にいかに響かせるかで効果や持続度も違います。教室や会社、地域での言葉かけも同じだと思います。

 さぁ、今日から新学年スタート。交通安全や防犯の大切さは声を大にして伝えたいものですが、それを心に届けるには、やっぱり「子供目線」が大事。今年度もどうぞよろしくお願いします。