校長の部屋

2020年12月の記事一覧

140 ガソリン車は先細り?(12/11)

 妻は運転免許を持っていません。だからなのか、私の運転する助手席に座って「寿命が縮まらなかったためしはない!」と言い放つほどです。怖いと思うとダッシュボードに手が出てきて手でブレーキをかけます。たまに「ヒャー」みたいな声をあげますが、何事かとこちらがびっくりしてしまいます。路地から出てきそうな車や自転車、右折時に対向車が来ているときなど…。私にとってはいつものことなので特に気にならなくなりましたが、娘や息子からは怒られるらしいのです。

 さて、東京都は2030年までにガソリン車の新車販売をゼロにするという目標を掲げました。欧米などでも2035年にはガソリン車廃止の動きがあります。旧車に心ときめく私はどうしたらよいのでしょう。また、15年後には私も70代半ば。免許返納も視野に入れる頃でしょうか。妻曰く「子供たちに免許返納を勧められるようになったら、必ず従ってね」「これまであちこちに連れて行ってくれてありがとうって言うね」「あなたも、これまで怖い思いをしながら乗ってくれてありがとうって言ってね」と。なんか妙な会話です。

 毎朝のように駅まで家族を送っていく車に追い越されます。時には2往復なんてことも…。そうした車も時代とともに変わっていくのですね。

139 フリップ流行?(12/10)

 12月1日に『2020ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、年間大賞に、「密閉・密集・密接」の「3密」が選ばれました。候補を見ても、今年は新型コロナ関係ばかりですし、「3密」は予想どおり。大賞を受賞したのは小池東京都知事だったとのこと。3月はじめから注意喚起に使用された「密閉・密集・密接」ですが、小池知事が会見で「NO!3密」のボードを掲げたことで一気に知名度が上がったことから考えると納得です。

   

 さて、この「3密」同様、各知事がフリップボードを持ってする会見が多くみられるようになったのは小池知事の影響かもしれません。視聴者などにわかりやすく伝える素材として、ニュースや情報番組でも不可欠な存在のように感じます。図や表、文字などの情報をいかに分かりやすく魅力的に見せるか、プレゼンするか腕の見せどころでしょうか。クイズコーナーでも多用されていますし、手書きのフリップをうまく使うお笑い芸人もいます。一つのジャンル確立といえますが、学習の場でもうまく活用したい教具でもあります。

138 早寝早起き朝ごはん+(12/9)

 明日2年生が、ヤクルトの食生活アドバイザーからお話を伺う「おなか元気教室」を実施します。事前に2年生124人からアンケート回答があった資料をいただきました。生活習慣調査とありますが、まさに「早寝早起き朝ごはん&朝ウンチ」の実態です。

【就寝時刻】 9時~10時前に寝る児童が約46%。学級によっては9時前就寝が半数いました。一方で11時を過ぎる児童もちらほら。

【起床時刻】 6時半~7時前と回答した割合が約37%。6時前という子も12%。

【朝食の喫食率】 「毎日食べる」児童は95%弱。ただ、食事の内容も大事です。

【排便状況】  毎日1回あるいは2回と回答する児童は約73%。「3日以上出ない」児童も約6%。

【排便時間】  朝11.5%、昼前3.8%、昼過ぎ12.3%、夕方や夜15.4%で、「決まっていない」が55%を超えます。腸の活動を活発にする体操もありますし、オナラは腸の健康のバロメーターとも言われます。特に、朝一番の「大きなオナラ」は大事らしいですよ。

【ウンチの形】  「コロコロ・カチカチ状」18%、「バナナ・半練り状」77%。中には「泥・水状」も。

 一概に「これが正解!」と言える問題ではありませんが、生活リズムの乱れは健康に直結します。心と体と脳を休ませる睡眠もとても大事です。私の場合は「休肝日」が大事?

137 今の学習、昔の勉強(12/8)

 11月末に高学年、そして昨日は1~4年生とひまわり学級の国語の授業研究会を行いました。教材研究をして、実践して、講師の指導を仰ぎ、指導改善・授業力アップに努めることは、すべて目の前の子供たちのためです。ですから、私たち教員は絶えず研鑽を積むことが求められます。

 今年度は、『進んで学びに向かう児童の育成 ~互いの考えを認め合い、自分の考えを再構築する振り返り活動の場の工夫を通して~』を研究主題として取り組んでいます。校内を徘徊?していると、様々な授業場面、子供の姿に出会います。特に、研究教科の国語では、学習計画と最後の着地点を明示した模造紙がどの教室にも掲示されています。

 1年生は「はたらくじどうしゃ」、2年生は「しかけ絵本をつくろう」、3年生は「わすれられないおくりもの」、4年生は「ショートショートを書こう」、5年生は「雪わたり」、6年生は「伊能忠敬(今の私が目指す、将来の私)」を国語で学習しています。

 算数では、「物と人の数」(1年)、「三角形と四角形」(2年)、「分数」(3年)、「小数のかけ算やわり算」(4年)、「単位量あたりの大きさ」(5年)、「比例と反比例」(6年)です。

 思い出すのは、私が小学生だった昭和40年代の学習内容。算数に「集合」という単元があったのは4年生?算数が嫌で、朝になって体温計を不正操作したのもこの頃。国語では「チビクロサンボ」「きかん車やえもん」「三春駒」「最後の授業」などを思い出します。4年生が国語で学ぶ「ごんぎつね」は当時からある不滅の教材!理科では「魚の解剖」がありましたし、体育では「ラジオ体操」のすべてを叩き込まれました。だから、今でも指先からかかとまでの動きを正しくラジオ体操ができるのは秘かな自慢です。 

136 頑張る子供たちにエールを(12/7)

 2学期もあと3週間となりました。昨日の朝日新聞に、本校出身の「守屋浩さんを偲んで」という特集記事がありました。高齢であることもあって情報収集は困難でした。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 さて、土曜日に塩浜体育館で行われたミニバスケットボールの市内秋季大会準々決勝を応援に行きました。対戦相手は信篤MBC。前任校で3年間応援してきたチームです。複雑な気持ちでしたが、やっぱりここは市川MBC応援の一択!今年度最初で最後の市内大会ですから、6年生のこの大会にかける意気込みは並々ならぬものがありました。

 試合は、2ゴール差くらいで常にリードを許す展開。そして第4クォーター終盤で同点、逆転、同点。延長に入っても同様の展開。そして残り15秒。決勝点となるゴールを決めてブザーが鳴りました。久しぶりに熱い気持ちが沸き上がりました。両チームを応援したい立場としては最高のゲームでした。ましてや勝って終わったのですから。ちなみに、この日は妻との出会いの記念日。素晴らしいプレゼントをいただいた気分です。

 昨日行われた準決勝では鬼高に僅差で敗れましたが、堂々たる3位!放送朝会で表彰するものが増えました。ちなみに、優勝は百合台で、決勝戦も接戦だったと聞きます。

 学校での勉強にも真剣に取り組み、スポーツだけ頑張っているだけの選手ではないことを普段から見て知っています。だからこそ、これからも様々な場面で応援し続けたくなります。何か一つにだけ力を注ぎ、やるべきほかのことを疎かするようなことのない子供たちには、誰であってもどんなことでもエールをおくります!