校長の部屋

2020年10月の記事一覧

107 安物買いの銭失い(10/23)

 肩こりとは何十年という長~い付き合いです。塗り薬や貼り薬などいろいろ試しました。スーッとして楽になったかなと思っても、時間が経つと元どおり。時には、腕が上がらないときがあったり頭痛に悩まされたり。

 私が小学生だった頃は祖母や母の肩もみをよくしたものです。「この肩をもいでしまいたいくらい」と言っていた気持ちが、大人になってわかりました。私の場合、子供が小さかった頃は、肩甲骨周辺に両足で乗ってもらって「肩踏み」を頼みました。誕生日プレゼントに、手作りの「肩もみ券」や「肩踏み券」をもらったなぁと懐かしさもこみ上げます。

  

 2年前にネックレス状の医療機器に出会い、肩こりが緩和されたというか肩こりをほとんど感じなくなったのです。昔、肩踏みをしていた息子が肩こりするというので貸し出しました。効果があるのか返ってきません。仕方なくプレゼントしたことにして、ネットオークションで同じものを安く購入!これが、どうもまがい物。効きません!「安物買いの銭失い」とは、まさにこのことです。お気を付けください!

 勇気を振り絞って告白した後、妻にたしなめられたのは言うまでもありません。

106 トーストの食べ方?!(10/22)

 朝食は、ごはん派ですか?パン派ですか?我が家は基本「ごはん」。腹持ちがよいからです。たまにトーストが出る場合もあります。ジャムなどを乗せていたりピザトーストだったり。

  

 問題はその食べ方です。私の場合、トーストの上のジャムやトッピングが落ちないようにトーストを半分に折ってしまう癖があります。長方形になるような折り方よりも、三角形にしてしまいます。その方が角を口に入れやすく、こぼれ落ちることも少ないからなのですが、「またやってる」「やめてよ、その食べ方!」と妻に言われます。昭和のおじさん丸出しだというのです。ほかの人と出かけた際に、トーストが出されて食べる様を心配しています。「大丈夫、ほかの人の前ではやらないよ」と言いながら、長年染みついた行為は無意識に出てしまうのでドキドキものです。

 父や祖母は、トーストを牛乳に浸したり、目玉焼きの黄身に付けたりしていたっけ。そうそう、煮魚などの甘い汁が器に残ると、そこにご飯を入れておいしそうに食べる姿も思い出した!

105 ある~日、森の中~クマさんに~♪(10/21)

 6年前から日記をつけています。「3年日記」というもので、以前にもここに書いたかもしれません。去年の今頃、2年前の何月何日は何があったのか一目瞭然。思い返してクスクス笑ってしまうこともあります。時々イラストも交えておくと、絵が目印となって記憶を蘇らせてくれるのです。

 去年の10月某日の欄には、ゴキブリの絵と「ギャー」という文字がありました。キッチンに小さなゴキブリ遭遇記念日です。排水溝から侵入したのか、妻の声にびっくりした日記の文字は大きく歪んでいます。

 突然目の前にゴキブリが現れた時の驚きは想像に難くありませんが、会社出勤して扉を開けたらクマとご対面なんて心臓が止まる思いがしたでしょう。石川県加賀市の商業施設での出来事です。富山では子熊が庭の柿の木に登ってもぐもぐやっている映像も今朝ニュースで見ました。このようにクマの出没を伝えるニュースが今年は多いような気がします。冬眠前に栄養を蓄えようと人里を訪れるそうですが、自然や気候の変動が森に与える影響が多大なのかもしれません。とても心配です。

 そういえば、最近は道路をヘビが歩いている姿を全く見かけなくなりました。ここ市川市は、クマやヘビよりも不審者注意といったところでしょうか?

104 心洗われるCM(10/20)

 8月下旬から、無印良品は『気持ちいいのはなぜだろう』をキャッチコピーとして全世界で発信しているそうです。時々足を運ぶ店舗のレジの後ろには巨大なパネルが飾られており、静けさ中に強烈なメッセージが感じられます。

 「掃除」をテーマとして取り上げ、文化や文明を超えたごく普通の営みの中に潜むくらしの本質、あるいは大切なもの・姿勢を伝えていることがわかります。

 例えば、奈良・長谷寺。350年以上にわたり毎日続けられてきた、朝5時から始まる礼堂の床拭き。

 毎年8月7日に白装束に身を包んだ僧侶や信者たちによって行われる、東大寺・大仏の「お身拭い」。

 

 新年を迎える前に、村人が一斉に川に集まって、毎日使ってきた絨毯を洗うイランの大掃除。

 中国の天津で行われた清掃員による高層ビルの一斉窓拭き。

 竹ぼうきをいくつも配した巨大掃除マシンできれいにされる中国の山東省の並木道。

 巨大船を高圧清浄機で掃除するドックの様子。

 すべてに心が洗われるような荘厳さを感じます。Withコロナの今だからなのか、ごくあたり前のくらしがとてもいとおしく感じられるから不思議です。何気ない毎日の営みを、改めて立ち止まって見る心のゆとりを大事にしたいと思います。書籍が出たようなので手元に置こうかなぁ。 

103 市川小の宝物は何ですか?(10/19)

 14号門を入って左に進んだところにミカンとユズの木が並んでいます。そのミカンが色づいてきました。食べ頃になるのが待ち遠しい食いしん坊です。ヤマモモの木になった実を摘んで食べたのはどこの学校だったろう?ザクロがあったのは…?市川小の敷地内にも記念植樹がいくつも見られます。

  

 さて、先日、本校同窓会長と民生委員のお二人が来校され、「150周年行事」について話をしました。

 市川小の開校は1874(明治7)年6月ですから、2023(令和5)年度が150年目に当たります。八幡小や行徳小と一緒に歴史を刻んでいますが、この2校は3月開校なので、市川小の前年度に周年行事が行われるようです。この150年という区切りは、50年、100年と同じように大きな節目です。今後、児童の思いや考えも取り入れながら計画していきたいと考えています。2023年度といえば3年後です。つまり、現3年生が6年生になったときです。ただし、時期に関してはさらに意見を伺いながら検討する必要がありますが…。

 これに向けて、学校の中に眠っている「市川小ならではの宝物」を探してみます。何十年も日の目を見ることのなかった逸品が発見できるかもしれません。青い目の人形(広報いちかわ参照)も捨てられるはずがないのですが…。

 1995.8.15広報.pdf (過去の広報いちかわ)