校長の部屋

2020年12月の記事一覧

150 笑顔咲く年末年始を!(12/25)

 どこの地域でも、駄菓子を扱い子供たちが集まる店があります。私の場合は、文房具屋兼駄菓子屋によく足を運びました。思い出すのは、小箱に丸ガムが4つ入ったオレンジフーセン(写真)。当時5円でした。当たり付きなのでたくさん買っていた友達のことを作文にしたこともあります。

  

 50年前の遠足!私のおやつの定番は、ボンタンアメ、都こんぶ、マーブルチョコレート、サンキストレモンタブレット、アーモンドキャラメルの5つ。「食べきれるだけ」「量を考えて」なんて曖昧さは微塵もなく、「△円以内」とビチッと決められる中で、値段を考えて品物を選ぶ面白さがありました。

 さて、今日は2学期の締めくくり。相変わらず放送で行う朝会では、パワーポイントを使って絵本『十二支のはじまり』を読み聞かせしました。たった10日間でも行動目標を決めて取り組むように伝えました。

 1週間前に、私が今年1年を振り返った漢字は「二」であるとお伝えしました。息子、娘と順に家を離れて二人の生活になったからです。食事をするのも、出かけるのも、愚痴を言うのも、み~んな二人だけに…。子供がいる時はうわの空で聞いていた話も、相手が一人だと聴くことが大事だと痛感。これは、家族が何人いても同じだったはずなので反省しきり。

 家族と一緒にいる時間が増える年末年始。たくさん話をしてたくさん聴いて笑顔を咲かせてください。よい年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。

149 ノスタルジックな気分(12/24)

 今日はクリスマスイブ。私の頭の中には山下達郎の曲が流れています。JR東海のCM?の深津絵里さんや牧瀬里穂さんがかわいかった。

 さて、ある先生に、『昭和の懐かしオモチャ』という本をお借りしました。写真入りで半世紀前を思い出します。今回のテーマは、「昔のおもちゃ」なので、上述のCM同様、わかる人は「あったあった!」と頷き、知らない人にはチンプンカンプンという内容です。

スカイ・キャッチ…プラスチックの円錐筒形バスケットに玉を入れてバネではじき出し、その玉をもう一人がもう一対のバスケット部分で受け取るというもの。

 

ソフトグライダー…組み立て式グライダーで紙飛行機のように飛ばすもの。大好きだった。

 

ライト・プレーン…プロペラに連結したゴムを巻いて、それを動力に飛ばす飛行機。

安全ブーメラン…なぜ流行ったかは不明。ベニヤ板を鋸で切って作ったことも度々。飛行機同様、人の迷惑にならない空き地がどこにでもあったからこそ遊べた。

ローリング・ルーラー…歯車の穴にペンを突っ込んでギヤ穴の中でグリグリと回すと不思議な模様が簡単に描けた。

 

ゲイラカイト…欲しかったけど、普通の凧で我慢した。

銀玉鉄砲…銀玉を詰めて空き地で撃ち合う、男子必携のおもちゃだった。BB弾鉄砲の前身。

水中モーター…紅白の筒に電池を入れて船の底にくっつけると、スクリューが回って風呂で遊んだ。

 

ママ・ポッピー…ポップコーンを作れるおもちゃ。欲しかったけど…。ホットケーキが作れる「ママ・レンジ」という物もあったなぁ。

 このほかにも、デラックス野球盤や人生ゲームでも遊びましたし、ロケット型のゲルマニウムラジオを買って公園の金属部分に端子を挟んで音が鳴ることを喜んでいた頃が懐かしい!

 子供たちがサンタにお願いするクリスマスプレゼントは何だったのでしょうか。年末年始に家族や知り合い、友達と遊ぶ機会が何度となく訪れます。ゲーム機だけじゃない何かピースも楽しんでほしいと思っています。

148 半袖半ズボンの小学生(12/23)

 先週からぐっと気温が下がって、朝起きるのが辛くなってきました。ここ数日、プールの水は凍ったままです。ポケットに手を突っ込んで登校する子の中に、半袖のTシャツ1枚で登校してくる子供たちを何人も見かけます。

 今朝は、市川グランドホテル前の交差点に立ってみました。真間方面からと新田方面からの歩行者用信号が同時に青になるときがあります。青だからといって確認しないで渡ると自転車と衝突する危険があります。注意喚起したいと思います。その様子を見ていたら、コートの右肩に鳥の糞が…。う~ん、今日は運がよい日かも?

 さて、昭和40~50年代の子供は真冬でも半袖半ズボン(今は「半ズボン」なんて言わないでしょうが…)でした。6年生の時の友達に「デグチ君」がいました。彼はランニングシャツ(タンクトップ)で雪の日も過ごしていたのを思い出します。長ズボン(古っ)を履いている子は風邪気味と思われていた時代です。そういえば、のび太君やカツオ君はいつだって半ズボンですね。それでも寒いのは今も一緒。だから、私は時々毛糸のパンツを半ズボンの下に履きました。紺と黄色で母の手作りです。ただやっかいなのは、ズボンと毛糸のパンツの丈が同じくらいだということ。ですから、半ズボンの裾から毛糸のパンツがはみ出してくるのです。体育の時間の服装は、先生はみんな白い「トレパン」、女子は「ブルマ」でした。

 ただ、大体の男子が小学校を卒業するタイミングで、半ズボンから長ズボンへ切り替えられました。制服で長ズボンを履くようになることもあって、自然なタイミングだった気がします。

 そうそう、市川小では体育の時間に「体操の隊形に開け!」というかけ声に「やー」と言って広がったと妻は言います。最初は「うそ~」の一言。でも同世代の方から裏付けがとれました。いつまで続いていたのでしょうか?

147 唾がジョワ~汚!(12/22)

 今日で年内の給食が終わってしまいます。明日から弁当を作ってもらいます。弁当箱は、役所でも学校でもきちんと洗って帰りました。「えらいですね」とよく言われましたが、洗わずに持って帰っても自分で洗うことになります。洗うのが遅ければ、こびり付いたものが落ちにくくなるので、食べ終わったら洗うようにしていただけなのですが…。曲げわっぱの弁当箱を褒められたこともありましたが、量が入るので、食の管理が重要な今は小ぶりの弁当箱に。ただ、えらいのは、行政勤務の7年間欠かさず弁当を作ってくれた妻であって、感謝以外の何物でもありません。

 さて、給食後には歯磨きをします。ありがたいことに校長室には小さくても手洗い場があります。でも、事務職員は自席でシャカシャカと何分もやっています。これは、どうしても私にはまねのできない ことです。水を含まなくても、歯磨きを始めるとすぐに唾液がたまってきます。ですから、すぐに吐き出せる場所でやらないわけにはいきません。歯ブラシを咥えたままテレビの前で歯磨きするような人もいるようですが、なんで大丈夫なのだろうと不思議でなりません。

  

 歯医者でも同じです。口の中に物を入れられるともうダメ。特に、脱脂綿を上下の歯で咬んで奥歯の被せ物を固定させるとき。脱脂綿の違和感!必死に頭の中を「無」にしようとしますが、舌になんとも言われぬ酸っぱさを感じてしまったら唾がジョワ~。

だから、歯医者に通わなくてもよいように、今日も手洗い場で丁寧に歯磨きシュッシュ~。

146 実家は無くなっても…(12/21)

 昨日は、鉢植えで大きく育ったヤマモミジを地植えするためにほぼ半日を費やしました。そのせいで腰が…。

 さて、八千代の実家を売却した跡には、きれいな家が2軒建ちました。正月には兄弟がそれぞれの子供を連れて集まっていた生家でしたから、帰省といえる距離ではないにしても思い出の場所がなくなってしまったことは寂しい限りです。妻の実家も同様で、二人とも今の家以外、もう帰る場所はありません。

 私が幼少のころ、風呂は薪を炊いていました。薪割りだってしたものです。ガス風呂になったのは中学生になったころでしょうか。銭湯に行ったのは数えるほどでしたが、風呂上りに飲む瓶のコーヒー牛乳やフルーツ牛乳は不思議と魅力的でした。腰に手を当てたりして…グビグビ。

  

 結婚した当時のアパートは、浴室内に風呂釜があって狭いうえに追い炊き機能がなかったかも。住む家が替わるたびに風呂もランクアップして、今では足を伸ばして入れるまでになりました。

 年末を迎え、大掃除の予定を考え中?いえいえ、ほとんど妻の計画に沿ってやっている感じです。そんな私が小学生のころからずっと続けてきた年末の掃除が、仏壇や神棚の調度品の「お磨き」というもの。今の仏具などと違ってすべて金属です。主に真鍮だったのですが、1年経つとくすんでくるので薬剤(ピカール)をつけて磨き上げるのが私の役割でした。「さすが」「見違えるほどきれいになったよ」と褒められ、役に立っているのがうれしくて続けていたように思います。その役割が、2年前からなくなってしまったことも寂しく思っています。

 ぜひ、子供たちにも部屋の片づけプラスαを担って、「有用感」を高めてほしいものです。

145 漢字一文字で総括すると?(12/18)

 今日はなんだか忙しくて、検食しながらの書き込みです。

 今年も半月を残すばかりとなりました。14日に発表された「今年の漢字」は予想に違わず『密』でした。「密閉・密集・密接」を回避する一方で、「親密」と「緻密・綿密」も大切にする学校でありたいと願います。

   

 さて、学校にも親睦会があります。その親睦会からこんなプリントを受け取りました。「激動の2020年も残すところあとわずか。今年は職員旅行や忘年会といった主な行事がなく…。2020年はどんな年でしたか?漢字1文字で表してみてください。また、その理由も教えてください」とあります。

 自分にとってのこの1年を振り返って漢字で表すと…??難しい課題です!でも、こんなことで悩んでいられるのは平和な証?結局、悩んだ末に「二」を書きました。なぜ?理由は機会あれば…。

 皆さんが「漢字1文字」と言われたらどんな文字を思い描くでしょう。お子さんに持たせて、校長室前の箱に投函してくだされば、とりまとめて25日のこの場で紹介したいと思います。

144 見慣れていたはずの景色が…(12/17)

 150回近く書いていると、「前にも読んだことがある」なんてことがあるかもしれません。学校だよりの記事とも混同してしまうため、「デジャビュ」あるいは「気のせい」と思って許してください。

 昨日の夕方は最悪でした。朝食で奥歯の詰め物が取れてしまったので、歯医者の予約。今日が休診なので、昨日のうちにと思ったのですが、空きがなくて年休を1時間取らざるを得ず退勤。船橋駅で東武に乗り換えると、その電車から動かなくなりました。どこかで車両故障があり足止め2時間半!お尻は痛くなるし尿意をもよおすし…。「振替輸送を行っています」と言われたって無理です。家に着いたのは座席に座ってから3時間後。当然、歯医者は終わっていました。3時間なら歩いたほうが早かった?

 そう考えるのも、東日本大震災の後に市川市役所から自宅まで、その数年後にはららぽーと周辺から自宅までの十数キロを、終電後に歩いたことがあるからです。疲れ果てた身体だったり、アルコールが全身に回った状態だったりした上に、革靴ですからたまったものではありませんでした。2~3時間の間、何度タクシーを拾おうと思ったことか。弱気になりながらも意地で生還(帰宅)。翌朝には「なんでタクシーに乗らなかったの?馬っ鹿じゃないの」と妻に言われました。

 さて、よく知った道でも、車ならスッーと何秒、何分で走れる距離が、歩くといかに長く感じることかという経験はないでしょうか?逆に、歩き慣れた、見慣れた道筋だからこそ見落としてしまっているものはないでしょうか?また、ある日、いつもあった建物などが取り壊された跡を見た時、「あれっ、ここに何があったっけ?」と思ってしまうことは?見ていること、知っているはずのことは結構あてにならないものです。

 まだまだ天気の良い日が続きそうです。澄み渡った空気の中、辺りをキョロキョロしながら歩いてみると新しい発見、新鮮な風景に出会えるかもしれません。

143 わら半紙(更紙)はどこ行った?(12/16)

 休みの日には、手賀沼周辺の道の駅に旬の野菜を買いに行くことがしばしばあります。夏場はトマトや枝豆、生姜など。これからのシーズンは泥ネギや大根、チジミ小松菜といった感じです。先日、サニーレタスをかごに入れて「この野菜から今日のメニューわかったらさすが。1万円あげる!」と言います。「うーん、春巻きっ!」と答えるや否や「もとい!」「やっぱり、今のなし」と言う妻。当たっていたようです。

 さて、今日は「紙の日」だそうです。明治8年のこの日、東京・王子の紙工場が営業運転を開始したことにちなみます。30数年ほど前、学校の紙といえば「わら半紙(更紙)」が主流でした。消しゴムを使うと黒く汚れてしまったり、湿気で簡単に穴が開いてしまったり…。そして、いつの間にか中質紙やコピー紙がわら半紙より安価になって、今では学校にわら半紙は影も形もありません。ただ、教育現場からお菓子作りの場に活躍の拠点を移したようです。程よく水分を吸収する性質は、ケーキのスポンジを焼く敷紙になるそうです。印刷がインクジェットやレーザーに変わり、安さという武器を失っても、他のニーズを満たして適材適所で生き残っているのを知って何だかうれしくなりました。

 使用するサイズに関しても、社会ではAサイズが当たり前になってからも学校はBサイズ中心の印刷物でした。今もまだまだ現役です。学年だより、保健だより、図書だより、献立表、み~んなB4!あれっ、学校だよりだけが仲間外れのような…?

142 冬の風物詩、冬の夜空(12/15)

 本格的な冬がやってきたようです。ズボンの下のタイツもデビューしました。

 さて、冬の風物詩といえば、「鍋物」「箱ミカン」「霜柱」「イルミネーション」などが思い浮かびます。「こたつ」や「ストーブ」が家から消え去って久しい気がします。市川周辺だと霜柱が見られるのは学校の花壇くらいでしょうか。昔よく食べた箱売りのミカン、最近はMサイズ3kg2980円という美味しいモノがありますが手を出せません。イルミネーションは一年中設置の我が家。ソーラー式なので電飾屋敷ではありません。じゃあ、我が家ならではの冬の風物詩って何だろう?

 ありました!出勤前に着替えを始めるタイミングで、バルコニーの窓を全開にして洗濯物を干し始めること。冷たい外気に鳥肌立とうものならニヤリ。さらには、洗濯物を干していたキンキンに冷えた手でわき腹を触ります。「やめろよ~」と言っているそばで「生き甲斐を感じる」と歓喜の声?

 空気が澄んで夜空が深く感じる冬は、星空を眺めるには絶好の季節です。プレアデス星団(すばる)も肉眼できれいに観ることができるとか。その見つけ方は、①オリオン座を探す、②オリオン座の三ツ星から、右の延長線上に視線をずらしていく、③青白く光る集団が「すばる」、だそうです!三大流星群の一つである「ふたご座流星群」も、この12月中旬に観測できるといいます。(全部受け売り!)

141 ユズで「健康」と「美容」を…(12/14)

 先週の新聞にあった「コロナ対応 もう限界 看護師退職止まらない」という見出しに目が釘付け!危険と隣り合わせの過酷な労働環境、周囲からの差別に心が痛みます。

 「いつ自分も感染するかと常に緊張を強いられ、負担が重い」「コロナがうつるから近づくなと心無い言葉を浴びせられる」「子供と公園で遊んでいると近所の人から嫌みを言われた」「保育園で預かり拒否やいじめ発言があった」「美容室の予約を断られた」などの言葉が綴られています。

 保護者の方の中にも医療従事者がいらっしゃるでしょうし、コロナ感染の危険に晒されている職種の方もいらっしゃると思います。医療現場ほどではないにしても、教育現場も同様です。目の前にいる子供たちのために、立ち止まるわけにはいきませんから、対策を怠ることなく慎重かつ時には大胆に取り組んでいきます。

 話は変わりますが、柚子が美味しい季節になりました。抗酸化作用・疲労回復・整腸作用・血行の改善・皮膚の保湿や美白効果など、健康と美しさの両方の効果が期待できるようです。学校の柚子も、12月に入ってから校長室前に展示しています。その香りは、様々な緊張を解きほぐしてくれるかもしれません。

  

 1週間後は「冬至」。別名「一陽来復(いちようらいふく)の日」とも言うそうです。この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉です。冬至を境に運気も上昇するとされるので、かぼちゃを食べて栄養をつけ、柚子湯に入って心も体も温めて、無病息災・コロナ終息を願いながら来るべき寒い冬を乗り切りたいと思います。

140 ガソリン車は先細り?(12/11)

 妻は運転免許を持っていません。だからなのか、私の運転する助手席に座って「寿命が縮まらなかったためしはない!」と言い放つほどです。怖いと思うとダッシュボードに手が出てきて手でブレーキをかけます。たまに「ヒャー」みたいな声をあげますが、何事かとこちらがびっくりしてしまいます。路地から出てきそうな車や自転車、右折時に対向車が来ているときなど…。私にとってはいつものことなので特に気にならなくなりましたが、娘や息子からは怒られるらしいのです。

 さて、東京都は2030年までにガソリン車の新車販売をゼロにするという目標を掲げました。欧米などでも2035年にはガソリン車廃止の動きがあります。旧車に心ときめく私はどうしたらよいのでしょう。また、15年後には私も70代半ば。免許返納も視野に入れる頃でしょうか。妻曰く「子供たちに免許返納を勧められるようになったら、必ず従ってね」「これまであちこちに連れて行ってくれてありがとうって言うね」「あなたも、これまで怖い思いをしながら乗ってくれてありがとうって言ってね」と。なんか妙な会話です。

 毎朝のように駅まで家族を送っていく車に追い越されます。時には2往復なんてことも…。そうした車も時代とともに変わっていくのですね。

139 フリップ流行?(12/10)

 12月1日に『2020ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、年間大賞に、「密閉・密集・密接」の「3密」が選ばれました。候補を見ても、今年は新型コロナ関係ばかりですし、「3密」は予想どおり。大賞を受賞したのは小池東京都知事だったとのこと。3月はじめから注意喚起に使用された「密閉・密集・密接」ですが、小池知事が会見で「NO!3密」のボードを掲げたことで一気に知名度が上がったことから考えると納得です。

   

 さて、この「3密」同様、各知事がフリップボードを持ってする会見が多くみられるようになったのは小池知事の影響かもしれません。視聴者などにわかりやすく伝える素材として、ニュースや情報番組でも不可欠な存在のように感じます。図や表、文字などの情報をいかに分かりやすく魅力的に見せるか、プレゼンするか腕の見せどころでしょうか。クイズコーナーでも多用されていますし、手書きのフリップをうまく使うお笑い芸人もいます。一つのジャンル確立といえますが、学習の場でもうまく活用したい教具でもあります。

138 早寝早起き朝ごはん+(12/9)

 明日2年生が、ヤクルトの食生活アドバイザーからお話を伺う「おなか元気教室」を実施します。事前に2年生124人からアンケート回答があった資料をいただきました。生活習慣調査とありますが、まさに「早寝早起き朝ごはん&朝ウンチ」の実態です。

【就寝時刻】 9時~10時前に寝る児童が約46%。学級によっては9時前就寝が半数いました。一方で11時を過ぎる児童もちらほら。

【起床時刻】 6時半~7時前と回答した割合が約37%。6時前という子も12%。

【朝食の喫食率】 「毎日食べる」児童は95%弱。ただ、食事の内容も大事です。

【排便状況】  毎日1回あるいは2回と回答する児童は約73%。「3日以上出ない」児童も約6%。

【排便時間】  朝11.5%、昼前3.8%、昼過ぎ12.3%、夕方や夜15.4%で、「決まっていない」が55%を超えます。腸の活動を活発にする体操もありますし、オナラは腸の健康のバロメーターとも言われます。特に、朝一番の「大きなオナラ」は大事らしいですよ。

【ウンチの形】  「コロコロ・カチカチ状」18%、「バナナ・半練り状」77%。中には「泥・水状」も。

 一概に「これが正解!」と言える問題ではありませんが、生活リズムの乱れは健康に直結します。心と体と脳を休ませる睡眠もとても大事です。私の場合は「休肝日」が大事?

137 今の学習、昔の勉強(12/8)

 11月末に高学年、そして昨日は1~4年生とひまわり学級の国語の授業研究会を行いました。教材研究をして、実践して、講師の指導を仰ぎ、指導改善・授業力アップに努めることは、すべて目の前の子供たちのためです。ですから、私たち教員は絶えず研鑽を積むことが求められます。

 今年度は、『進んで学びに向かう児童の育成 ~互いの考えを認め合い、自分の考えを再構築する振り返り活動の場の工夫を通して~』を研究主題として取り組んでいます。校内を徘徊?していると、様々な授業場面、子供の姿に出会います。特に、研究教科の国語では、学習計画と最後の着地点を明示した模造紙がどの教室にも掲示されています。

 1年生は「はたらくじどうしゃ」、2年生は「しかけ絵本をつくろう」、3年生は「わすれられないおくりもの」、4年生は「ショートショートを書こう」、5年生は「雪わたり」、6年生は「伊能忠敬(今の私が目指す、将来の私)」を国語で学習しています。

 算数では、「物と人の数」(1年)、「三角形と四角形」(2年)、「分数」(3年)、「小数のかけ算やわり算」(4年)、「単位量あたりの大きさ」(5年)、「比例と反比例」(6年)です。

 思い出すのは、私が小学生だった昭和40年代の学習内容。算数に「集合」という単元があったのは4年生?算数が嫌で、朝になって体温計を不正操作したのもこの頃。国語では「チビクロサンボ」「きかん車やえもん」「三春駒」「最後の授業」などを思い出します。4年生が国語で学ぶ「ごんぎつね」は当時からある不滅の教材!理科では「魚の解剖」がありましたし、体育では「ラジオ体操」のすべてを叩き込まれました。だから、今でも指先からかかとまでの動きを正しくラジオ体操ができるのは秘かな自慢です。 

136 頑張る子供たちにエールを(12/7)

 2学期もあと3週間となりました。昨日の朝日新聞に、本校出身の「守屋浩さんを偲んで」という特集記事がありました。高齢であることもあって情報収集は困難でした。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 さて、土曜日に塩浜体育館で行われたミニバスケットボールの市内秋季大会準々決勝を応援に行きました。対戦相手は信篤MBC。前任校で3年間応援してきたチームです。複雑な気持ちでしたが、やっぱりここは市川MBC応援の一択!今年度最初で最後の市内大会ですから、6年生のこの大会にかける意気込みは並々ならぬものがありました。

 試合は、2ゴール差くらいで常にリードを許す展開。そして第4クォーター終盤で同点、逆転、同点。延長に入っても同様の展開。そして残り15秒。決勝点となるゴールを決めてブザーが鳴りました。久しぶりに熱い気持ちが沸き上がりました。両チームを応援したい立場としては最高のゲームでした。ましてや勝って終わったのですから。ちなみに、この日は妻との出会いの記念日。素晴らしいプレゼントをいただいた気分です。

 昨日行われた準決勝では鬼高に僅差で敗れましたが、堂々たる3位!放送朝会で表彰するものが増えました。ちなみに、優勝は百合台で、決勝戦も接戦だったと聞きます。

 学校での勉強にも真剣に取り組み、スポーツだけ頑張っているだけの選手ではないことを普段から見て知っています。だからこそ、これからも様々な場面で応援し続けたくなります。何か一つにだけ力を注ぎ、やるべきほかのことを疎かするようなことのない子供たちには、誰であってもどんなことでもエールをおくります!

135 いろいろな初体験(12/4)

 どんなことにも必ず「初めて」はあるものです。それが最初で最後であったり、その後たくさん経験し当たり前になっていたり…。

 そこで、どうでもよい私だけの初体験を集めてみました。

■初めてレコード:チャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」と悩んで買った、クリスタルキングの「大都会」。♪あ~あ~果てしない~夢を追い続けぇ~♪

■初めて乗った飛行機:プーケットへの「新婚旅行」。バンコク空港で搭乗案内のアナウンスをした!

■初めてのコンサート:友達に誘われて行ったユーミン。まだ荒井由実だった?

■初めて観た映画:大学生になって「風と共に去りぬ」。有楽町マリオンで彼女と立ち見!

■初めてのカップラーメン:出始めたばかりの頃のカップヌードル。自販機で買って湯を注いで。

■初めてのスケート:大学生の時に行った「富士急ハイランド」。いきなり鬼ごっこはないでしょ。

■初めての給料:高校生で始めた郵便局の年末年始の配達。娘がアルバイトの初給料で買ってくれたタイピンは今も現役!

■初めてのデジカメ:とにかく高かったけど画素はメッチャ低かった。

■初めてのランニング:ほんの1~2年前に始めた「早歩き」の延長。苦しいことを好き好んで行う気が知れなかったのに、今では身体が欲する?

■初めてのセロリ:結婚して食卓に出たスティック野菜。生の人参までかじれるから不思議!

■初めての椎茸こんぶ茶:家庭教師先の家で出された。息を止めて流し込んだ。もう無理~!

 皆さんはどんな初体験を思い出されるのでしょうか?秘密にしておきたいことだってあるでしょうが、子どもたちはどんな「初めて」を自分の「経験」につなげていくのでしょう?

 さて今シーズン初めての「あったかタイツ」(わたし的には「ズボン下」)を履く日も近そうです。

134 給食が楽しみな子供たちと校長?(12/3)

 校長の大事な仕事の中に「検食」があります。子供たちのもとに給食が渡る30分前には毒見が始まるのです。一般的には中学年に提供する量やカロリーの給食が届けられるのですが、食べ始めが早いので夕方までもたないことが多くあります。たまにフライが2個あるなど、サービスを嬉々として喜ぶ食べ盛りのジジイです。ちなみに昨日は、ビビンバ、チンゲン菜スープ、桃ゼリー、牛乳というメニュー。(写真)

  

 また、食べながら検食簿を書きます。たった3~4行のコメントですが、食リポではありませんがきちんと書くように心がけています。昨日のコメントは、「スープは鶏の出汁がよく出ていて、チンゲン菜をはじめとした野菜や豆腐を包み込むような味わいです。すっきりした中に濃厚さも感じられておいしいです。ビビンバも味の調和がとれていて大満足。デザートもうれしいおまけです。」(恥)

 栄養士は、子供たちの健康を食の面から支えるとともに、喜ぶ顔を思い描いて様々な工夫をしています。少し前に「子ぎつねコロッケ」というメニューがありました。油揚げにコロッケの具材を詰めて、楊枝代わりにパスタを使って口を止めてあります。それを揚げた一品ですが、アレルギー対応でもあることを聞いて感心した次第です。

 子供がおいしいと言っていたり、家庭で作ってみたい献立があったりしたら遠慮なくご連絡ください。例えば毎月の献立表に作り方を紹介することもできます。揚げパンだって作れるかも。きなこ揚げパンにココア揚げパン、シュガー揚げパン。11月にはウグイスきなこ揚げパンという初めての出会いも…。

 感染症対策から、全員が前を向いて無言で食べる姿を見るたびに終息の日を願って止みません。

 

133 四季を楽しめる校庭(12/2)

 秋口から校舎3階西棟で火災感知の発報を繰り返しています。エアコンの温風が火災感知器に反応するのかと思ってすぐに聞いて回ってもその事実はなし。毎回、セキュリティ管理会社に連絡するとともに校内放送で異常なしを伝えています。頻繁に発生すると「オオカミ少年」になりかねません。いざ火災発生しても、「また、いつものことだろう」と考えてしまう怖れがあります。関係課等に連絡をして対応を検討してもらっています。

    

 さて、校地内の樹木の落葉も終わりに近づきました。体育授業参観の時には拾うたびに舞ってきたプラタナスの枯葉も、今はほとんど残っていません。桜の葉も落ちてしまいました。現在、イチョウ落ち葉を掃除してくれるのが1年生や美化委員会の児童です。

 小さくても四季を楽しめる校庭ですが、冬はどんな姿を見せてくれるのでしょうか?ところで、今年はプラタナスが実をつけていないような…。

132 宝がザックザク(12/1)

 3年生は、昔のくらしや生活の変化、知恵・工夫などを社会科で学習します。例えば、洗濯板での体験する活動を通して考えを深めていくことが行われる場面に出くわすことも…。

 歴史ある本校では、古い道具がどのくらいあるのかとふと思い立ち、校内を徘徊!なんと、8か月も学校にいるのに一度も足を運んだことのない部屋があるのです。恐る恐る忍び込みました。するとどうでしょう。宝物がいっぱい!ダイヤル式の黒電話より古いモノ、電気式でないアイロン、火鉢などなど。ベーゴマだって見つけちゃいました。比較的古そうなものには「北の湖」「猪木」とあります。樽に厚布を張って遊んだことを思い出します。その頃は「大鵬」だったか?

    

 もしかすると、ご自宅やご実家の倉庫などに眠っている古い道具があるかもしれません。足踏み式ミシンや炊飯ジャー、黒電話、レースの編み機、2漕式洗濯機、アンテナを上に乗せたブラウン管テレビほか、農具なども含めて寄付いただけるものがあればご連絡ください。「こんなものが?」と思うものが、学習に役立つことがあります。そのためには、資料室の整頓をしなくちゃ!

 校長室の一角にベーゴマコーナーを秘かにつくってしまおうかなぁ。鉄やすりで削って、ぶつかり合うたびに火花が散って…。う~ん、ウズウズ。