校長の部屋

2020年11月の記事一覧

130 温かいお風呂にあったかい布団(11/27)

 日曜日から冷え込みが厳しくなりそうな予報です。

 寒くなってくると、温かい湯船にゆったり浸かった時と天気の良い日に干した布団に包まった時の幸せな気持ちは格別です。ましてや次の日が休みだったりすれば尚更のこと。

 夜、同じくらいの時間に帰宅した日、風呂を沸かした後、「先に入っていいよ」とやさしいお言葉。でも、先に私が入浴すれば湯気などで浴室が温まって、寒さを感じなくて済むからなのかもしれません。

 風呂といえば先日、「頭は何で洗っているの?」と妻に改めて尋ねられました。

「剃った後は石鹸だけど2日目からはシャンプーだよ。なんで?」

「どのシャンプー?」

「この間まで使っていたトニックが無くなったから手前のやつ!」

「それは高いシャンプーだからもったいない」

 次の日には、場所が変わり、わたし用のボトルが用意されていました。ミリ単位の頭髪には、高級な商品はそぐわないようです。

  

 私の住む地域の学校では新型コロナにより休校中です。本校でも、家庭内感染が心配される事例が複数報告されています。幸せを感じられるのは、健康であってこそのこと!今晩もあったかいお風呂が待っている~(^^♪

129 男子が小用を足すとき…(11/26)

 自宅のトイレで小用を足すとき、あなた(男性)は立ったまま派?それとも座る派?私は座って用を足します。便器の内外への小便が飛び跳ねることによる汚れを少なくするためです。だって自分で掃除をしないので…。

 この座る派、ある調査(回答数155)によると約7割という結果が出ました。新型コロナウイルス感染症拡大後に着座してするようになった割合が大きく増えたといいます。

 過去に市内外を問わず小・中学校等を訪問する機会が何度もありました。便器だけでなく、掃除用具入れも開けてチェックしましたが、総じて「新旧問わず、トイレがきれいな学校の児童生徒は心が落ち着いている」ということが言えます。同時に学ぶ意識も高いように感じました。

 自分の家でなくても、後に使う人や掃除する人のことを思ってきれいに使いたいですし、掃除が行き届いて気持ちよく使える学校トイレでありたいと思います。今日帰宅してすぐに「じゃあ、2階のトイレ掃除は任すね」って言われそう。

128 晩秋から初冬へ(11/25)

 季節の移り変わりを示す動植物の変化を調べた「生物季節観測」を、来年1月から大幅に縮小すると気象庁が発表しました。これまで、例えばうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、うぐいす・あぶらぜみの初鳴き日、つばめ・ほたるを初見日などの動物季節観測を統一した基準により70年近く行ってきました。

 観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違いなど総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどにより生活情報のひとつとして利用されてきました。

 しかし、近年は生物の生態環境が変化して、標本木の確保や対象動物を見つけることが困難になっているといいます。例えば、東京でウグイスの鳴き声が確認できたのは2000年が最後だといいます。

 季節の移ろいを教えてくれた鳥や虫たちからの便りが切り捨てられてしまうようで残念です。逆に、わずかな間に小さな自然を身の回りから失わせてしまう生活を続けてきたことに反省が必要です。だからこそ、関心を薄れさせない、季節の変化に敏感である、そうありたいと願います。

 私の場合、暑さも寒さも頭が最も敏感!雨滴感知にも最適な感度良好天然アメダスです。

 

127 美人AIキャスター登場!(11/24)

 韓国のテレビ局で「AI(人工知能)キャスターが登場した」と、先日の新聞にありました。キャスターの映像データをAIに学習させ、1000字程度の原稿を1分以内に映像として生成できるといいます。災害時にキャスターやスタッフ、機材の準備が間に合わない時でも速報ニュースが流せると期待されています。

 一方、ホンダ・レジェンドは、一定の条件下で、運転者がよそ見をしている状況でも全操作を行えるレベル3まで自動運転技術が高まったといいます。

 人間が表情豊かに語り、時にはアドリブを入れてこそ訴えかけるものがあると思う、古い頭の持ち主の私には現実味がなく受け入れがたいものがあります。。自動車も、自分でハンドル操作してこそドライバーとしての醍醐味があると考えてしまうのです。

 とっても美しい女性AIアナウンサーがMCを務めるバラエティー番組。新聞を広げて読んでいるドライバーの運転する車が、朝の国道14号を走り抜ける様子。どちらも、想像するとちょっと怖い気がするのは私だけでしょうか?

 国道といえば、今朝、段ボールに入れられたタヌキの死骸が道路沿いに置かれているという子供の情報で回収してきました。この周辺にもタヌキが出没するのですね。クマが人里に下りてくるのと同じ???

126 とんでもございません?(11/20-2)

 昨日いつもどおりに出勤して14号門を入ると、花ボランティアの中村さんが正面の花壇の土をならしていました。ガーデンシクラメンを植えてくださるためです。市川市新井方面から自転車で来てくださいますが、時刻はまだ7時半前。学校のために毎日のように植物の世話をしています。時には側溝の清掃まで。登校してきた児童がその脇を無言で歩いていきますが、あいさつと校地内の花を愛でる気持ちを忘れずにいてほしいと思います。

  

 さて、在宅中に時々スマホに着信があります。職員や施設など様々ですが、隣で妻が聞き耳を立てている場合があります。電話相手を怪しんでいるというわけではなく、私の話し言葉のチェックのためです。「とんでもございません」と無意識に言ってしまっているようで、それを指摘するためなのです。「また言った」とか「今日はよくできました」とか…評価が下されます。「とんでもございません」「滅相もございません」という日本語はなく、「とんでもない」「滅相もない」で一つの言葉なのです。使いたいなら「とんでもないことでございます」となるわけです。妻が隣にいると、変な言葉を口に出せなくて緊張してしまいます。丁寧さも大事ですが、普通に思いを伝える方がよいのかもしれません。同じことが『マスカレード・ナイト』(東野圭吾 著)でも、ホテルマンに扮した新田刑事にコンシェルジュの山岸尚美が指摘する場面が登場します。

 明日から3連休です。天気も安定しているようですが、新型コロナの感染拡大が続き、東京都は500人規模、千葉県でも3桁を記録しました。天気も安定しているようなので楽しみたい気持ちもありますが、行動制限をしようと思っています。

125 情報提供のお願い(11/20)

 【守屋浩(本名:守屋邦彦)さんの小(中)学校時代をご存じの方を探しています】

 守屋氏は歌手兼俳優でいらっしゃった、市川小出身の大先輩です!残念なことに、9月に81歳でお亡くなりになりました。この守屋さんの小(中)学校時代のお人柄を知るために取材したいと依頼が届きました。本校同窓会長、前会長、前々会長など確認をさせていただきましたが、ご高齢のためか現在暗礁に乗り上げております。

 これをお読みくださっている皆様のご家族(父母・祖父母・親戚)やお知り合いに、一緒に過ごしたという方がいらっしゃったらご紹介ください。今月中に情報をお寄せくださると助かります。

 ここに、守屋浩氏ってどんな方だったのか触れながら、先輩のご冥福をお祈りしたいと思います。

■1957年、スイングウェストのバンドボーイとして芸能界入りし、翌年、日劇ウエスタンカーニバルでデビュー。

■1960年の堀プロダクション設立後は同事務所に移籍。「夜空の笛」や「僕は泣いちっち」が大ヒット。また映画でも活躍。出演作は20本を数える。

■1976年からはホリプロダクション社員に転じ、同社の宣伝部長などを歴任。

■ホリプロタレントスカウトキャラバンの立ち上げに関わり、1976年の第1回(榊原郁恵と荒木由美子を発掘)では実行委員長を務めた。

■守屋氏はホリプロ(1990年再改名)創立当時より2020年時点に至るまで在籍した唯一のタレント。守屋氏の次に在籍年数が長いのは和田アキ子さん。

■2020年9月19日、静岡県内の施設で81歳の生涯を閉じた。 <Wikipediaより>

 私が生まれた年の前後4年連続でNHK紅白歌合戦にも出場していらっしゃいました。びっくり!

 そういうわけで、ご協力よろしくお願いします。

 

124 主体的な学びを目指して(11/19)

 プラタナス読書会の方による朝の読み聞かせが始まりました。本の種類や読む前の導入、英語版の併用など、様々な工夫が見られました。子供たちが聞く姿を想像していろいろ考えてくださっていることをうれしく思います。

     

 さて、随分前になりますが、6年生が理科の学習で、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液に鉄やアルミニウムを入れてその変化を観察していました。中には変化の有無をノートに記録しただけで、それ以上に思考が進まない子も見かけました。観察や実験で大切にしたいのは五感。手触り、音、匂い、味、目に見えることなど、感覚をフルに活用して事象を見つめたいものです。こうしたことは1年生のアサガオや虫の観察などからすでに始まっています。葉のザラザラ感、長さ、数、色など…。

 五感の次は第六感です。「理屈では説明しがたい、鋭くものごとの本質をつかむ心の働きのこと」と言われますが、ここではそんな大層なことではなく、いわゆる事実から導き出される考えや新たな疑問と思ってください。でも、これこそが学びであり、学びの連続性です。先の実験で言えば、「この泡みたいなものの正体をつかみたい」「溶けたものが泡に変わったのではないか」「試験管が温かくなったことと関係あるかも」など、観察しながらどんどんノートに思っていることを書ける子が増えてほしいのです。そして、どうやったら確かめられるかを考え進めていくのです。

 与えられた餌(課題)をもらって食べている学習から、自分で餌を探す主体的な学習にスイッチできれば、自ずと勉強が自分の目的になって楽しさを感じられるのではないでしょうか。塾で学習が先に進んでいるからといって教室での学習をおざなりにする子と、真理を求めて学校でしかできない学びを大切にする子とでは思考・判断力・主体的な態度に大きな差が生じると思っています。後者の学びができる子、学びを提供できる学校に!

123 これからもポジティブに(11/18)

 3年生を担任する須見教諭が、葛南教育事務所長から「永年勤続者」として表彰状をいただきました。勤続30年を超えた職員に贈呈されます。コロナ禍のため表彰式が行われませんでしたので、昨日、職員全員で花束を添えてお祝いしました。

 簡単に30年とは言いますが、決して楽しいことばかりではありません。これは教員に限ったことではないはずです。辛いことにも正面から向き合ったり、折り合いをつけたりしながら生活するのは、程度の差こそあれ働く者も家庭を守る者も、子供も一緒。大変な場面の連続ですが、常に「ピンチはチャンス」という気持ちをもてるポジティブさを忘れずにありたいと思います。

   

 さて、「木通」の読み方は覚えているでしょうか。現在は、写真のとおり紫色になっています。このアケビ、熟して実がはじけるのはまだ先ですが、子供たちの心も学年に応じた成熟が進んでいるでしょうか?

 ところで、図書室そばのみかん、一番に色づいた1つが土曜日から行方不明!もぎ取られた後だけを残して…。捜索願いを出すかどうか思案中ですが、美味しかったかなぁ?そこが一番知りたい。

122 新語と死語(11/17)

 何年ぶりかで電子辞書の電池を入れなおして使えるようにしました。最近は文字や意味を調べるときに、スマホを使っていましたが、やはり電子辞書の手軽さに勝るものはありません。ただ、息子が高校生のころから使っていたものなので、10年以上経つ古さですが十分です。

 先日、国語辞典編集者の話を読む機会がありました。国語辞典に載る言葉の数は、小型のものでも6万から8万語に及ぶといいます。通常4~10年で改訂され、その間に収集する新語は1万語を超えるそうです。新しく載せる言葉があれば、逆に消えていく言葉もあります。最近の新語には「ディスる」「ぴえん」など様々。

 「新語」に縁がない代わりに、「死語」を口にする私は年寄り扱いされそうで怖い…。「とっくりのセーター」とか「襟巻き」とか普通に使ってしまうのです。このほかにも、「ナウい」「アベック」「チャンネルを回す」「だいじょうV」「カセット・レコード」「マブダチ」「余裕のよっちゃん」「冗談はよしこちゃん」「ヤング」など死語となった言葉はたくさんあります。

 平成の流行語大賞をみても、消えていった言葉だらけ。「おっはー、IT革命(2000年)」「チョー気持ちいい(2004年)」「アラフォー、グー(2008年)」「今でしょ~、お・も・て・な・し、倍返し(2013年)」「爆買い(2015年)」と続きます。

  

 今、当たり前に使っている言葉も、10年先には意味が変わったり言葉自体が使われなくなったりする可能性が大です。数年後のために、日記に書き留めておこうと思います。

121 良さを引き出し、心に刺さる言葉(11/14)

 今日は体育授業参観。学年ごとの入れ替えで不便を感じる場面もあるでしょうが、ご理解とご協力をお願いします。

 さて、「虹プロジェクト」と聞いて「知ってる!」という方もいらっしゃるでしょう。そして、1万人から選び抜かれた9人のガールズグループがNiziU(ニジュー)。この誕生に至るまでをテレビで見る機会もありました。去年の7月からオーディションが始まり、3次審査からは、総合プロデューサーのJ.Y.Park(パク・ジニョン)が直接審査していました。このプロデューサーが審査の際に一人一人にかける言葉は、古い言葉で言うと「くさい」。ただ、その人物の内面に迫り、心に刺さるコメントなのです。相手のよさを引き出だそうとサラッと言葉にできてしまうところはすごいの一言。でも、これは個人の感じ方の問題。その証拠に、妻は「何も感じないけど~」と。

短所がないことより、特別な長所が一つあることがもっと大切です。

*才能に恵まれていることは本当に素晴らしいこと。しかし、それを発揮できないのは本当に残念なことです。才能が夢をかなえてくれるのではありません。過程が結果を作って、態度が成果を生からです。

*「真実」は、隠すものがない人になれということです。カメラの前でできない言葉や行動は、カメラが無い場所でも絶対にしないでください。気を付けようと考えないで、気を付ける必要のない立派な人になってください。「誠実」とは、自分との戦いです。毎日するべきことをすることです。「謙虚」は、言葉の謙虚や行動の謙虚ではなく、心の謙虚を意味します。隣にいるみんなの短所ではなく、長所だけを見て心から感謝すること。それが「謙虚」です。

職業は夢ではありません。職業の先にある実現したいことが夢で、職業はそれを達成するための手段でしかありません。職業が夢になってしまうと、その夢を叶えた時に虚しさが訪れ、叶えられなかった時には劣等感に苛まれてしまいます。

 思春期の入口の子供たちにかけてあげたい言葉もあります。今日の子供たちをご覧になって、ご家庭ではどんな言葉をかけていただけるでしょうか?

 先述のNijiU、12月2日に正式デビューだそうです。

120 じっと火を見つめていたい!(11/13)

 寒くなってきました。秋から冬にかけて、焚き火をするには絶好の季節です。

 幼少のころから、ゆらゆら揺れる「炎」が大好きです。キャンプファイヤーの大きく燃え盛る炎ではなく、薪からチロチロ小さく立ち上がる火に幻想的なものを感じるとともに、気持ちがなぜか昂ります。時間を忘れて、じっと見つめていたくなるのは私だけではないはずです。キャンプで薪を燃やして暖をとったのはもう20年も前のこと。また行きたいなぁ。妻は蛾などの虫が苦手なので、もう一緒に行ってくれませんから、ソロキャンプしかない?

  

 いまさらながらに「火遊びすると、おねしょをするよ」と祖母に言われたことを思い出されます。今の子は、そんなことを言われたこともないのでしょうか。この「火遊び」と「寝小便」にはどんな因果関係が?

 この迷信が生まれた背景は、主に2つあります。一つは、おねしょという子供にとって最高のバツの悪さと家を失いかねない危険な遊びとしての火遊びとを結びつけて子供を戒めたという説。もう一つは、火遊びはたいがい暗くなってするので夜更かしになります。また、興奮冷めやらぬといった感じで寝つきも悪くなる。そこでよく朝起きられずつい寝小便、となってしまうという説です。

 火遊びは思いがけない事故につながります。でも、単に危険なものから遠ざけるのではなく、その正しい扱い方、便利さと怖さを実感することだと思います。

 ちなみに、ステイホーム期間にキャンドルの癒しに嵌まった芸能人も多いようです。学校では、集会委員会が作ってくれる飾り(例えば、写真のハロウィンなど季節感を大切に取り組んでいます)を毎日見て癒されている私です。

 

119 何でもすぐに忘れちゃう(11/12)

 本屋の新刊売り場に並んですぐ、『マスカレード・ナイト』(東野圭吾 著)を購入しました。出勤時の電車20分間が読書タイムですので、読み終わったのが1週間ほど前。前日読んでいた部分を復習しないと内容を忘れてしまうことも…。連続ドラマもしかり。前週までの内容を忘れていて、妻に確認して鬱陶しがられることも度々です。そういえば、先日児童とやったトランプの神経衰弱。全然覚えられずにボロ負けでした。まるで『ファインディング・ニモ』に登場する、「私、何でもすぐに忘れちゃうの(I suffer from short-term memory loss)」と言うドリーのようです。

  

 話は本に戻りますが、なかなか面白い内容でした。宿泊客に「木乃伊男(キノヨシオ」と名乗る人物が登場します。仮装に合わせた偽名なのですが読めますか?「木乃伊」で「ミイラ」と読ませるので、「ミイラ男」となるわけです。6日の給食には「巻繊汁(けんちんじる)」が出ました。こんな感じで読めない文字もたくさんあります。「三和土」、「海象」、「燐寸」、「螺子」、「兀兀」、「努努」…、いかがですか?

 さて、今読んでいる本は、妻に薦められた『定年オヤジ改造計画』(垣谷美雨 著)。意味深です。

 

118 何でもないことがうれしい(11/11)

 先週末に校長室ポストに「校長先生へ」という手紙を見つけました。全文紹介します。

 学校に井戸があることを先週の金曜日に知りました。私はイベント会社で、仮装中をやることになり、準備をしていた時です(仮装中とは仮装をしながら逃走中をやること)。変な鉄の板が2枚くっついていて、鉄の板についているとってがくさりでつながれていました。私はすごく気になって、いっしょに準備をしていたはるちゃんといっしょに少しだけ鉄の板を上げてみると、井戸があったのです。

 私は眼が悪くて見えなかったけど、はるちゃんが「中に砂がたくさん入ってる~」と言っていました。ちょっと学校の秘密を知った感じがしてうれしかったけど、「こんな不気味な井戸があるからお化けが出るんだよ~」と言い合っていました。ww

 ねっ、こうしたことを報告してくれる気持ちがうれしいでしょ?返事がまだでした。「ありがとう」

117 明日はポッキーの日(11/10)

 後期が始まって1週間。体育授業参観で披露する表現運動や競技に頑張る子供たち!疲れて甘いものを体が欲している…?

 さて、昨年、「世界で最も売れたチョコレートビスケット」は何でしょうか? 正解は、お馴染みグリコの「ポッキー」です。2019年に世界で最も売れた「チョコレートコーティングされたビスケット」としてギネス世界記録に認定されたと先月中旬に発表されました。売上額、なんと約622億円。

  

 ポッキーは1966年発売の商品で、世界各地で販売しているといいます。明日11月11日は「ポッキーの日」です。理由について説明の必要はありませんね。当初はチョコを全体にコーティングする予定でしたが、手が汚れるとの理由からコーティングしない部分を残す現在のスタイルが確立されたそうです。

 このギネス認定は今年の6月20日付。ギネス記念パッケージでの販売は10月27日にスタートしているようです。箱の右上に「世界売上No.1」と記されたものを探してください。

 歴代のポッキーを思い出せるだけ挙げてみます。好きなものは見つかるでしょうか。他社の類似商品があるので、間違っていたらごめんなさい。

■ポッキー極細  ■つぶつぶいちごポッキー  ■ジャイアントポッキー  ■いちごポッキー  ■アーモンドクラッシュポッキー  ■癒しのミルクポッキー  ■濃い深み抹茶ポッキー  ■夕張メロンポッキー  ■贅沢仕立てミルクショコラ

116 落ち葉焚き~、当~たろうか~♪(11/9)

 庭のジューンベリーやブルーベリーの紅葉がきれいです。市川霊園のイチョウ並木も最盛期を迎えています。本来なら10月末に日光修学旅行で中禅寺湖畔や戦場ヶ原のきれいな紅葉が見られたはずですが、今年は叶いませんでした。街路樹のサクラやケヤキも色づき始めました。

 先日の「天声人語」に、「木々の色づきにも順番があって・・・紅葉のリレーのようだ」とありました。絵のように美しい景色は眺めていて飽きません。ただ紅葉(黄葉)は素敵ですが、そのあとの落葉への対応は大変です。掃いた後からはらはらと舞い落ちてキリがありません。校庭のプラタナスも例外ではありません。ましてやデカい!用務員さんが毎日のように悪戦苦闘中!

 環境が整えば、落ち葉をかき集めた上に、子供たちが寝転んでふかふかの感覚を味わう体験をさせたいものです。また、育てたサツマイモを焼いて食べるなんてこともできます。焚き火だけだって十分秋を満喫できます。

 学校の暖房がストーブからエアコンに代わって久しいですが、「ストーブに当たる」「焚き火に当たる」機会が減って寂しい気持ちがします。

 今週は晴れマークがズラッと並んでいます。朝が寒くなってきますが、体育授業参観は秋晴れの下で子供たちの笑顔がはじけそうです。ワクワク!

115 保育・教育が危ない?(11/6)

 校庭に生えるオオバコで、「オオバコ相撲」で遊びました。小学生の頃は学校の帰り道で、大人になってからは我が子と遊んだことを思い出します。このほかにも、草笛とか笹船とか身の回りの植物等を使った遊びや花の蜜を吸う行為などを知らない子供や大人が多いかもしれません。

  

 話は少し逸れますが、先日耳にした話を一つ。

 今年度は、教育実習が行われなかったり、期間を短縮して現場実習をしたりする場合があります。ある保育園では実習生を受け入れたらしいのですが、3歳児への本の読み聞かせについて事前に学生から電話で問い合わせがあったそうです。

動物「○○という本を読もうと思うのですが、どうでしょうか?」

笑う「私はその本を読んだことがないのだけれど、どういう内容なの?文章は長いのかなぁ?絵がかわいくて園児の興味を惹きそうとか?」

動物「よくわからないんです」

驚く・ビックリ「えっ?手元に本があるんでしょ?」

動物「ありません。本屋さんに頼んではあるんですが…」

衝撃・ガーン「読んでいないの?じゃあ、どうしてその本がいいかなって思ったの?」

動物「絵本サイトの口コミで、お母さんたちに人気があったから…」

 園児に読み聞かせする本を、口コミを見て決めるという考えが理解できません。本屋や図書館など本を手にすることにできる場所はあるはずです。ショッピングサイトで商品を選ぶかのような感覚で保育や教育が行われる時代に?先述の遊びなども、実際に自分がやってもみずに「楽しいよ」と言うのでしょうか。耳を疑った話だったもので…。

114 また会ったね、タオル君!(11/5)

 今日は午後から就学時健康診断です。名簿上は約130人を予定しています。例年ですと、受付を終えた子供たちが10人グループになって、教員と一緒に教室を回って受診・検査をします。しかし、今年度は新型コロナ感染症対策で、保護者の方にお子さんと一緒に検査場所を回っていただくように変更しました。

 さて、先日「こんなこともあるんだぁ」という、どうでもよい出来事がありました。

 2週間ほど前、学校宿泊明けの帰宅時に乗った東武アーバンパークライン(聞こえはよいが、少し前の東武野田線)。船橋から乗った車両の座席にスポーツタオルが忘れられたまま置き去りにされていました。何となくその席には座りにくく、向かい側に座りました。その約4時間後、用あって柏に向かうために電車に乗ると、なんとあのタオルがまだあるじゃありませんか。椅子の脇の肘掛け?にかかってさみしそう。最初に出会った後、何往復したのでしょう?かつて夜遅い電車で見かけた、寝過ごして何時間も電車に揺られている酔っ払い(私)と似ている?夕日に照らされて哀愁が漂うタオル君との再会でした。

113 も~もたろさん、お腰に付けたキビ団子~♪(11/4)

 今日は、木枯らし1号が吹くかも?と言われていますが、後期の始まりです。

 さて、新聞に「桃太郎はなぜ三匹を仲間にしたのか」というJTの広告が掲載されたのを見た日、PCを検索していたら、「日本桃太郎会連合会」なる団体があることを知りました。桃太郎が鬼退治のお供に犬猿雉が選んだのには諸説あるといいますが、この団体のHPに掲載されていた2つを部分引用して紹介します。

【陰陽五行説】

 十二支を北から時計回りに並べると、鬼門(北東)・鬼ヶ島は丑寅の方角になる。鬼を抑える方角は裏鬼門(南西)となり、この方角は本来羊申となるが、羊には角があるので鬼の角と通じるので避けられた。こうして、鬼退治をする桃太郎のお供は申酉戌となった。鬼のイメージは丑の角、寅柄のパンツをはいている所から来ているとされる。

【儒教説】

 論語に「智の人は惑わず、仁の人は憂えず、勇の人は恐れない」とあり、孔子は智仁勇を大いなる徳とみなしていた。桃太郎のお供を考えるとき智仁勇に、親しみのある動物をあてはめることによって子どもにもわかりやすいお話にしようとした。

「智」⇒ 猿は、猿知恵というように知恵

「仁」⇒ 犬は、3日飼ったら恩を忘れないという仁徳

「勇」⇒ 雉は、火事の時自らの羽を巣に覆いかぶせ卵を守ることから勇気

 これに「健康」桃太郎のような元気な子、「富」きびだんごをあてはめ5つの徳がそろえば、人は幸福になると説く説がある。

   

 へーっと思いながら、それとは別に儒教説に書かれている「知仁勇」の文字に目が釘付け。だって、身近にあるからです。校長室には、故 髙橋國雄元市川市長直筆の額が飾られています。

  

 ちなみに、桃太郎には異なる3つの続編が200年以上前からあるらしいです。