校長の部屋

5月19日(火)

 人それぞれ口癖というか、つい音となって出てしまう言葉や声ってありますよね。

 最近、妻から「なんか鬱陶しい!」と言われたのが、自席から立ち上がる時に発する「よし!」というかけ声なのです。自分では切り替えのために何気なく言っているようですが、聞いてる者にとっては耳障りなことも多いようです。そういえば、職員室の椅子から校長室に移る時にもよく言っていると思います。隣の席の飯田教頭も耳障りに思っていたかもしれません。ごめんなさい!

 昔、学級担任をしていた頃のことです。授業中に、何やら子供たちのクスクスッとした笑いが頻繁に起こるのです。何かと思いつつも授業を終えました。休み時間にある女児が教卓に近づいてきて、「45回だったよ」と報告するのです。私には「???」です。聞いてみると、授業中に「ね」と言った回数だったのです。話す中で「~でね、~でね」と繰り返していたらしいのです。そのあとの授業では、言わないようにすることばかり考えて気疲れしてしまったことを思い出しました。

 ある言葉が気になりだすと、そこばかりが聞こえてしまうことがあります。講演会などで「え~、それは、え~」というように、話の合間に「え~」が頻繁に聞かれることがあります。逆にそうした言葉がないと、とても聞きやすく話が上手に思えてきます。

 自分ではわからないことがたくさんありますので、気づかせてくれたことに感謝の気持ちです。

 さて、皆さんのご自分では気づかない癖、口癖ってなんでしょうか?