校長の部屋

188 センキュ~(3/9)

 何かをしながら鼻歌を歌っていると、「STOP!」と制止されます。こうした鼻歌は、よく歌の途中から別の曲に「味変」ならぬ「曲変」してしまうのです。例えば、『怪獣ブースカ』の歌が途中から『Dr.スランプ』の主題歌に切り替わります。『未来予想図』がいつの間にかオフコース『いくつもの星の下で』になっています。センスなさすぎと言われるのも頷けます。今日歌うならレミオロメン。「♪流れる~季節の~真ん中で~」と去年も書いたような?一方、英語の歌は全くと言ってよいほど鼻歌になりません。

 さて、社会において「英語」が話せることは一つの武器です。外国語を話しそうな容姿をしていないのにペラペラと会話をしている姿を見ると、その人の見方まで変わってしまいそうですしカッコイイ!英語を話せるようになりたいという日本人の願望は今も昔も同じで、NHKの「英語講座」は不滅のようです。

 少し前ですが、お笑いタレントのゆりやんレトリィバアがある記事で紹介されていました。英語をペラペラしゃべれると思われがちですが実はそうではなく、顔つきや仕草、イントネーションを真似て、ペラペラ風に見せてるとのこと。コツは、カタカナ英語に惑わされずに、聞こえたとおりに話すことだと語っています。「センキュ~」「ビュ~ティフォー」と、感情をこめて話すかどうかで、気持ちも乗ってくるらしいのです。ゆりやんが英語を好きになったのも、中学生の時に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観て、あんな風に話をしたいと思ったからと言います。

 流暢に話せることが目的にする必要はないのかもしれません。むしろ、英語を学ぶことで交流の輪が広がり、知識や情報が幅広く得られるなど、自分づくりの土台になるはず。小学校の外国語も感情を込めて、ノリノリで行きたいですね。

 今日も読んでくれて、センキュ~♡