校長の部屋

173 モデルチェンジ(2/4)

 現在の千円札に描かれた肖像は、夏目漱石?それとも野口英世?う~ん、見ているようで見ていない。私の財布にも新旧2種類入っていて、ともに青系で彩色もそっくり。正解は野口英世で、5代目になります。聖徳太子に始まり、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、伊藤博文、夏目漱石、野口英世と変遷し、2024年には「北里柴三郎」にチェンジの予定です。最近では、次の1万円札の肖像となる渋沢栄一が、テレビや書籍等で取り上げられているのを目にします。500円硬貨も新しいデザインができていますし、紙幣や硬貨は自動車同様にある程度の周期でモデルチェンジをしています。

 先日、読売こども新聞を読んでいたら、1789年就任のアメリカ初代大統領ワシントンから数えて、バイデン氏が46代目とありました。一方、内閣総理大臣の菅義偉(すが よしひで)氏は99代目です。ただ、日本では一人で何期も務めると、その任期ごとに★代とカウントされています。安倍元首相を例にすれば、3期連続で務めたので、96・97・98代(90代としても就任)となるわけです。明治18(1885)年12月に就任した伊藤博文が初代であり、5代、7代、10代と何度も返り咲き?をはかっています。こうしたことが、首相官邸HPを見ると顔写真入りで歴代総理大臣を見ることができます。

 おわりに、足元に目をやりましょう。150周年が近い市川小で、私は31代目。毎日、歴代の校長先生方(の写真)の視線を感じながら、でも目を逸らしてせっせと働いているふりをしています。ただ、児童の安全を守り、学校の信頼を高めるためには全力を傾けます!!