校長の部屋

92 感動!感激!(10/2)

 昨日の業間休み、校長室の扉をノックする音に、「どうぞ~」と迎い入れたのは4年3組の10人以上の子供たち。男の子も女の子もいます。なんだろうと思っていると、大きな袋から千羽鶴が現れました。この瞬間、私の頭の中は「???」状態。すると、「コロナが早く終わるように千羽鶴を折りました。飾ってください」と言います。クラス全員ではなく有志だというから驚きます。よく見ると、鶴のいくつかに数字が見えます。397、512、846…。ちゃんと数えて糸を通したのです。

 せっかくだからみんなに見てもらえるようにと、子供たちは職員玄関を入った真正面の場所を選びました。写真のように飾らせてもらっています。

 学級全体で取り組んだ活動ではないという部分に価値があります。つまり、誰に言われたわけではなく、担任が言い出しっぺでもなく、自分たちで考え行動し、校長室まで届けたことこそ、学校教育目標「夢の実現に向けて行動する子どもの育成」そのもの!こうした行動力が見えるというのは、うれしいというか感激です。千羽鶴という宝物を、私自身がもらったような喜びでしたので、皆様にお伝えしたくて紹介します。