校長の部屋

198 離れて眺める?間近で見る?(3/15)

 啓蟄を過ぎ、空き地では小型の鳥やカラスが地面を突いている姿が見られます。活動を始めた虫を食べているのかもしれません。植物の変化・生長も目覚ましいものがあります。1年生の教室前廊下から見た桜のつぼみが、今日は3つ開花していました。東京では、昨日開花宣言が出ましたから、これから日々の変化に目が離せません。校長室の君子蘭も花を開き始めました。

  

 空き地や田圃の土手を見ると、ピンク色の絨毯が敷かれたような場所があります。一面のホトケノザです。近づくと感動が薄れてしまう感じなので、離れて見るからこそというか適度な距離は大事なようです。ほかのことにも当てはまりそうな…?

 さて、卒業式を今週末に控えています。証書授与も一緒にやってみました。だんだん動きが自然になってきました。最初の練習の時に感じたことは、6年生児童の顔が未だによくわからないということ。残念でなりません。マスクをした顔しか見ていませんし、運動会や修学旅行という6年生のメイン行事が中止になったこと、卒業前の会食も叶わなかったことなど理由はあります。でも、きちんと見ようとしていなかった自分に一番の原因があるのだと反省しきり。だから今、そうした隙間を埋めようと体育館に足を運ぶようにしています。離れて見るより間近で見たほうがかわいい子供たちですから!

 ただ、式辞がまだ完成しておらず焦りが…。