校長の部屋

187 見上~げてごらん~夜の星を~(2/26)

 冬の代表的な星座と言ったら「オリオン座」と決めつけている私。南の方角を見れば、誰でもすぐに見つけられます。ただ、夜も明るく、高いビルがそびえる市川駅周辺では難しいでしょうか。

 さて、今年は「月食の当たり年」なのだそうです。1回目の月食は、5月26日。この日は皆既月食で、年内で一番大きく見える満月が、すっぽりと地球の影に入り、赤銅色に染まるといわれています。2回目は11月19日。この日もほぼ皆既月食に近いらしいので、好天であってほしいものです。この2回とも、日没のころの見やすい生活時間帯に、少し欠け始めた状態で月が昇ってくるようです。今後、1年に2回以上の月食が日本全国で見られるのは、2029年までないそうです。

 星も、ひと昔前までは小学生用の星座版を持ってわからないままに星座を探しましたが、今ではスマホのアプリで、見上げた空にある星や惑星の名前が簡単にわかる時代になりました。

 月食についてはまだ少し先のことですが、寒い冬は空気が澄んで星がきれいです。暖かい格好で夜空を見上げれば、太陽系の惑星が見えたり、野口さんが滞在する国際宇宙ステーションが見えたりするかもしれません。宇宙との距離がぐんと縮まって、天文学やロケット、宇宙に関する仕事をする人が、子供たちの中から輩出されるかもしれません。

 晴れれば、お月様もまん丸です。