校長の部屋

134 給食が楽しみな子供たちと校長?(12/3)

 校長の大事な仕事の中に「検食」があります。子供たちのもとに給食が渡る30分前には毒見が始まるのです。一般的には中学年に提供する量やカロリーの給食が届けられるのですが、食べ始めが早いので夕方までもたないことが多くあります。たまにフライが2個あるなど、サービスを嬉々として喜ぶ食べ盛りのジジイです。ちなみに昨日は、ビビンバ、チンゲン菜スープ、桃ゼリー、牛乳というメニュー。(写真)

  

 また、食べながら検食簿を書きます。たった3~4行のコメントですが、食リポではありませんがきちんと書くように心がけています。昨日のコメントは、「スープは鶏の出汁がよく出ていて、チンゲン菜をはじめとした野菜や豆腐を包み込むような味わいです。すっきりした中に濃厚さも感じられておいしいです。ビビンバも味の調和がとれていて大満足。デザートもうれしいおまけです。」(恥)

 栄養士は、子供たちの健康を食の面から支えるとともに、喜ぶ顔を思い描いて様々な工夫をしています。少し前に「子ぎつねコロッケ」というメニューがありました。油揚げにコロッケの具材を詰めて、楊枝代わりにパスタを使って口を止めてあります。それを揚げた一品ですが、アレルギー対応でもあることを聞いて感心した次第です。

 子供がおいしいと言っていたり、家庭で作ってみたい献立があったりしたら遠慮なくご連絡ください。例えば毎月の献立表に作り方を紹介することもできます。揚げパンだって作れるかも。きなこ揚げパンにココア揚げパン、シュガー揚げパン。11月にはウグイスきなこ揚げパンという初めての出会いも…。

 感染症対策から、全員が前を向いて無言で食べる姿を見るたびに終息の日を願って止みません。