校長の部屋

157 来たるべき時を待つ(松) 1/13

 新学期が始まると、校長室前の青い相談箱の手前に、盆栽のような松が置かれていました。誰かがお年玉としてくれたのかと思っていると、ある職員が「健気に、屋上の排水溝で育っていましたので、鉢に植え替えて置かせてもらいました」と言います。きっと道路側の松の子孫でしょう。生命力の強さに感心します。アスファルトやコンクリート壁面の切れ目から芽を出す植物もあります。「こんなところに?」と驚かされることも…。

   

 松竹梅の松です。なんか縁起が良い感じもします。非常事態宣言が出された中ですが、来たるべき時のために命を育み、「マツ」ことも大事だと教えてくれるようです。

 今週発行の学校だよりに、緊急事態宣言下での本校の取り組みの概要をお知らせする予定です。最低限の活動・学習を保証しながら、徹底した感染防止対策をとりたいと思います。実施ができなくなって残念なことがたくさん現れるかもしれませんが、ご理解ください。