校長の部屋

165 全児童へのYell(1/25)

 卒業式の歌もそうですが、学校で歌われる曲は一昔前と比べて一新されたように思います。教科書や歌集を見るとわかります。学校には、「今月の歌」というものがあります。季節感を大切にして選曲されていますが、朝の会で歌ったり、全校朝会で声を合わせたりします。今は、朝の会ですら歌わずに聴くだけにとどめていますが、廊下を歩いているとCDプレーヤーから流れる音楽に耳をそばだてます。1~2月は「YELL(エール)」といういきものがかりの曲で、素敵な合唱曲です。歌詞に次のようなフレーズがあります。

“ほんとうの自分”を誰かの台詞(ことば)で 繕うことに逃れて 迷って

ありのままの弱さと向き合う強さをつかみ 僕らは初めて明日へと駆ける(-略-)

だからこそあなたは だからこそ僕らは 他の誰でもない 誰にも負けない

声を挙げて “わたし”を生きていくよ(-略-)

 

 悩み、それを克服して強く生きていく若者への応援歌です。こういう歌を声合わせて歌う姿を見ると涙が溢れます。鳥肌が立つことだって…。一人一人の決意に聞こえるから。だから、力強く歌わせたい!学校中に「エール」が響き渡る日が一日でも早く訪れることを願います。ちなみに、6年生の教室のカウントダウンカレンダーは「卒業まで38日」とありました。