校長の部屋

タイポグリセミア(6/15)

 今日は千葉県民の日です。天気予報を見ると、最高気温33℃(昨日比+10℃)だそうです。これからの季節は、熱中症にも気を付けなくてはなりません。

 ところで、昨日の「サザエさんじゃんけん」、風呂に入っていて見損ねてしまいました。でも便利な世の中。ネットで検索すればすぐにわかります。前人未踏?の「6週連続パー」はなく、サザエさんが出した手は「チョキ」。私は「パー」を出す予定でしたから負けてしまったことになります。来週からは新作のスタートらしいですね。

 さて、まったく話題は変わりますが、下を読んでみてください。


こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。

この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか

にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば

じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて

わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。


 読めてしまうのが不思議です。文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象をタイポグリセミア(Typoglycemia)というのだそうです。ただ、途中がデタラメでよいかというと決してそうでもないですが。

 なぜこんな話をしたかというと、新型コロナ感染症拡大で疫病除け妖怪「アマビエ」が、世間に広く知れ渡るようになったことに始まります。「アマビエ」なんて知らない私は、「アマエビ」と呼んでいたのです。アマビエの画像を見ても「どう見てもアマエビには見えないのに、どうして注目されるの?」と不思議でなりませんでした。最初と最後の文字は同じではありませんが、同じ文字の配列が思い込みにつながったのでしょう。

 もう一つ。つい先日配付した「学校再開日程の変更について」というおたよりです。チラッとHPで再確認したら、なんと最初のあいさつ文に間違いがあるのを発見!「市川市教育員会」とあるじゃないですか。「委(市川市教育委員会)」が足りない!熟読する部分ではないので、さらっと流してしまいがちですが、迂闊でした。全員に配付してしまいましたので、訂正はHPだけでお許しください。

 いよいよ明日から全員登校です。個々が「密」に気を付けた「新しい生活様式」を考えるとともに、教職員による環境づくりには特に気を配ってまいります。今週もよろしくお願いいたします。