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スパイダー討論(7月15日)

 本日、3年生のあるクラスで「スパイダー討論」を取り入れた授業が行なわれていました。

 スパイダー討論とは、生徒が主体となって進める対話的な討論方法の一つで、生徒たちが輪になって討論し、発言者の流れを線で結んでいくと蜘蛛の巣(スパイダー)のような図になることから名づけられています。この手法を用いて討論をしていくことで、話し合いの「見える化」ができ、参加者のメタ認知が促されるとともに主体的・対話的な話し合いの促進が期待されるというものです。

 具体的な留意事項として、参加者のみんなが平等な立場であること、個々ではなくグループ全体に話すこと、論破ではなく参加者の考えを深めていけるような発言を意識していくことなどがあります。

 今回は、3つのグループに分かれ「夏休みの宿題は必要なのか」というテーマのもと15分間という時間の中でどれだけ討論を深められるかという設定で行いました。

 討論が始まると、どのグループも積極的に意見が交わされました。

 一つ意見が出ると、それに対する新たな意見が出たり別の視点からみた意見が出たりなど、時間の経過とともに議論が深まっていく様子がうかがえます。また、発言者が固定の人に偏ることなく参加者の誰もが堂々と自分の考えを述べており、聞く側もしっかり受け止めています。中には周りの人たちが感心の声をあげるような意見も聞かれるなど、その様子はさすが3年生といった感じでした。

 

 その後、担任の先生から討論に対する感想や助言がありました。どのグループの討論も素晴らしい意見が交わされていたと感じましたが、制限時間の中でどれだけ話を深められたかという視点で考えてみると、まだまだ改善の余地はありそうです。

 

 今回のスパイダー討論の授業を通じて、生徒たちは自己肯定感、自己有用感、所属意識、共感的人間関係の醸成が図れていると感じました。このクラスでは今後も続けていくということで、生徒の成長が楽しみです。