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8月19日 避難訓練

 8月19日(水)6時間目に避難訓練を行いました。今日は気温が高いため、避難経路を実際に避難したところで教室にもどり、校内放送で講評を行いました。

 

【避難訓練の講評】

 避難に要した時間は4分45秒でした。目標時間はクリアできていましたので、参加態度については自己評価をしてください。学校にいる間に皆さんを避難させなければならない場合があります。地震・火災の他にも、台風や不審者の侵入、ミサイルの発射など様々です。避難するにあたって大切ことは、自分の命は自分で守るということです。そのためには落ち着いて行動することが最も大切です。そのために今日の訓練がありました。

  2年生3年生には去年も話しましたが、10年前の3月11日。私は教頭として一中にいました。14時46分からおくれること数分後、一中にも大きな揺れがありました。震度5強の大きい揺れでした。先生になって初の一次避難を告げる校内放送を職員室から入れました。そして机に身を隠していた生徒・職員に2次避難の放送を入れ、先ほど皆さんがいた校庭に避難させました。

 その後、停電はないか、断水はしていないか、ガス漏れはないかと校内を確認しているときに、テレビで東北地方が津波で襲われていることを知りました。校庭にもどると和洋大学の方向に黒い大きなキノコ雲が見えました。市川駅の近くで火災でも起きているかと思いましたが、はるか遠くの市原市の石油コンビナートの大火災であることは後で知りました。学区を見回りにいった先生からの報告から、信号機も作動しており、家屋の倒壊や下水道も大丈夫そうなので、近くの小学校に連絡して、下校をさせようと生徒を教室にもどしました。帰り支度をしている様子を中庭の池のわきから、見上げていたそのとき、2回目の大きな揺れがありました。最初の避難から30分後のことです。今でも教室から聞こえてきた悲鳴をよく覚えています。あとでわかったこととして、校舎をつなぐ渡廊下の金属板が、けたたましく落下した音に恐怖を感じたとのことです。渡り廊下と教室のある校舎とは、隙間としては3センチぐらい開いています。それぞれが独立しているため、一度に建物が壊れないつくりになっていることを知っておいてください。

 下校後、電話はつながりにくくなっており、全生徒の帰宅を確認ができたのはその夜の11時でした。最後までつながらなかった生徒は、近くの親戚の家に避難していたため担任の先生も11時の退勤となりました。どんな自然災害でも学校は皆さんの安全確認を必ずします。停電や家が壊れた場合は結構ですが、学校から連絡がつかない場所にいるときは、学校が連絡をとろうとしていることを意識して安全に避難をしていてください。3.11では、院内学級の生徒の引き渡しが終了したのが深夜の2時でした。電車はすべて止まっていたため、学校の自転車で4時ごろに自宅に帰りましたが、道は帰宅を目指す車で大渋滞でした。

 

最後に、2点についてよくよく覚えておいてください。

学校の緊急連絡先などは、学校だより(HPにアップ済)に書いてあるので災害のときは思い出してください。

震度5弱以上の場合は、保護者の方に引き渡すために学校待機となります。全校生徒1食分の備蓄を駆使して、保護者の到着を待ちます。今日にでも「震度5弱以上」、「1食分の備蓄」、「保護者への引き渡し」の3点を伝えてください。

 大切なことは、自分の命は自分で守るということです。そのためには落ち着いて行動することが最も大切です。今日の訓練をよい機会として、学校や自宅などで災害に遭遇したときに気をつけることは何か、災害に備えてできることは何か、災害時に地域を支えるためにできることは何かを、皆さん一人一人がよく考えてください。