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1月5日 始業放送

 1月5日(火)に3学期始業式を校内放送で行いました。以下が話した内容を要約したものです。

 新年、明けましておめでとうございます。例年とは違う年末年始ではなかったかと思います。さらに今日から3学期となりますが、今週中にも緊急事態宣言が出される状況です。感染力の強いウイルスの拡大はとても心配です。校内生活はもちろんのこと、下校後も、「感染しない、感染させない」ように対策をお願いします。マスクの着用は最低限の拡大防止策です。不要不急の外出を控えとともに、体調に違和感がある場合は、1日か2日の間、自宅で様子を見るようにしてください。

 心配は尽きませんので、「良いことや、うれしくなることを探していきましょう。」と、昨年末に話をしました。この放送でも、昨年に起きたうれしいことをもう一つだけ紹介します。それは新型コロナウイルスの報道の陰にすっかり隠れてしまいましたが、丁度1か月前に「はやぶさ2」のサンプルコンテナが回収されたという世界的な偉業のニュースです。ミッションの成功直後、プロジェクトリーダーの津田雄一さんによると、この成功の秘訣は「事前に何度もひどいトラブルを想定し、訓練を積み重ねたこと」をあげていました。やはり、失敗は成功のもとであり、コツコツと練習する大切さを学ぶことができます。

 さらに津田さんは、「なによりも大きいのは600人近くいるプロジェクトメンバーのチームワークです。」と語っています。「メンバーの仕事はそれぞれ異なり、意見が違うことがあっても、意思疎通をしっかりと行いました。」と言っています。ひとつの方向にまとめていくために、自分の考えを出していくことの大切さも学びとれます。そして「みんな同じ目標をもって取り組んできたこと」を成功の秘訣と話しています。コンテナが回収されたときの管制室内のメンバーが肘でタッチをした光景が目に浮かびます。

 まさにミッションが成功し、ひとつの目標が大成(たいせい)した瞬間を、関わった多くの人がよろこんだことでしょう。10日後、小惑星Ryugu(リュウグウ)のサンプルは、約5.4グラムであるとの報道がありました。1円玉5枚半の重さですね。分析が進んでも生命の起源解明に至るには、しばらく時間がかかるでしょうから、このような仕事に将来、皆さんが関われるととても良いと思います。

 海外からも注目される大成功ではありますが、プロジェクトリーダーの津田さんは、「ようやくスタートに立てた。」と語り、どこまで前向きなのかと思いますが、「はやぶさ2」は、今、片道11年の次のミッションに向かっています。このミッションが大成することを応援していきましょう。

 結びに3学期はあっという間です。ひとりひとりの目標を達成し、ひとつのことが大成できた(やり遂げた)と実感できるよう、3学期も共に学び、創造し、行動していってください。

上:美術部による今月の掲示