3月10日 第一中学校 第74回卒業証書授与式を行いました。

私は船橋市の坪井に住んでいますが、朝、雨が降っていました。ニュースを見ると雨雲の動きを説明していました。何とか見送りの時は雨はやんでいてほしいと思いながら電車で移動しますと、市川に近づくにつれだんだん天気は良くなり学校につくときは快晴でした。

朝のごみ拾いをしているときに3年生に「今日はがんばってね」と声をかけると、「はい」「ありがとうございます」と返事が返ってきました。

今日は本番。昨日の生徒の真似をして、朝の先生方の打ち合わせで、「今日の卒業式、成功させるぞ」「オ~!」と私の号令で気合を入れましたので、先生方の気持ちも入りました。入場から卒業証書授与。止まってから動く意識が見られました。練習の成果が感じられました。証書の受け渡しのときに私とどこかで目を合わせることは練習以上にできました。本番に強い子供たちです。最後の校歌合唱は見事な4部合唱、卒業の歌「証」の合唱は低音の迫力のある3部合唱でした。学年合唱は入学以来初めての本番でした。生徒の歌声っていいなあと思います。

卒業生を代表して式の中で卒業の言葉を話します。本校の代表は、「一中で仲間と過ごしたこの3年間は私たちにとってかけがえのない宝物です。一緒にいるといつも笑顔になれました。」と卒業生の気持ちを話しました。院内学級の代表は、「病棟や学校で多くの友達や先生方と出会い、一緒に生活し行事を行っていく中で、少しずつ自分が変わっていくことを実感しました。」と、日々の出来事を振りかえっていました。

今年の第一中学校の卒業生は、197名。生徒が保護者の方々の年齢になったとき、幸せであり周りから頼りにされる人であってほしいと思います。生徒の輝く未来を応援します。